安室サイド 一目惚れ? ページ26
今日はあまり客の出入りも少なく、落ち着いていた。
ついにお客様が全く来なくなってしまい、
梓「今日は出入りが悪いですねー」
安室「そうです…ね…!!《美…しい…》」
そんな他愛もない話をしていた時ふと店の外を見たら、綺麗な女性が、蘭さん達と店の前に立っていた。
何かを話しているらしい。
梓「あら?新しいお友達ですかね?」
安室「僕ちょって聞いて来ます!」
僕に…嫌、″俺″に何故かその女性に話しかけたい欲がでてきた。
店を出てなるべく優しく話しかける。だがあくまでも″安室透″として。
話しかけると彼女達はこちらを見た。近くで見るとやはり綺麗で、ハニトラで女性慣れしてる僕でさえ見惚れてしまいそうなレベルだ。嫌もう見惚れてしまったか。
どうやら彼女の名前は宮城Aと言って今日から帝丹高校に通うらしい。
僕がいつもの営業スマイルで下の名前で呼ぶことを言うと、『おっふ…』と言ってから少し固まってしまった。
照れてるのかと思ったがそうでもない様子だった。その証拠に園子さんの
園子「ねっ?ねっ?安室さんイケメンでしょっ!?」
と言う問いに即答で肯定していた。
その即答具合に慣れているはずなのに顔がほてるのがわかった。
安室《ハハッきっと疲れてるんだな。》
そう結論づけた時胸が痛んだ様な気がしたが、それを無視し、とりあえず中に案内した。
そしてお冷を運び注文をとる。
僕は無意識にAさんを特に見ながら丹精込めて作ると言ったことに気づかないと、話し声が聞こえて来て、思わず耳を澄ましてしまった。
園子「安室さんを彼氏にどうって意味よ!」
パリンッ
そう聞こえた瞬間何故か手が滑り、皿を割ってしまう。
貴方『だ、大丈夫ですか?お怪我は?』
と彼女が駆け寄ってくる。僕は慌てて、
安室「だ、大丈夫です!すみません!今拾いますから!」
と顔が熱いのと心拍数上昇を無視そるために急いで拾ろおうとしながらいうと、
パシッと手をを握られ、そちらを見ると、Aさんの顔がとても近かったから余計に顔が熱くなる。心拍数も高い。
貴方『ダメですよ!慌てて拾ったりしたら。怪我しちゃいます!ここは任して安室さんは準備しててください!あの!チリトリあります?』
そう真剣な目で見ながら言われたからまたもや心拍数は上昇した。
安室《なんなんだこの気持ちは!!///》
その後梓さんがチリトリを持って来てくれ、余った小さいかけらは掃除機でとり、なんとか料理も終わった。
貴方サイド 可愛いは正義→←貴方サイド だから来たくなかったのに
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toboku76(プロフ) - ぷぅ様。忙しい中のお返事ありがとうございます!はい!楽しみにしていて下さい! (2020年12月16日 21時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - なるほど、そうだったんですね(#^.^#)これからも更新楽しみにしてますね(*^^*) (2020年12月16日 21時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
toboku76(プロフ) - ぷぅ様。コメント、ご指摘ありがとうございます!苗字を一度白井に変えたんですが、やっぱり宮城がいいなとなった時の名残が残ってしまっていたようですね。助かります! (2020年12月16日 12時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 初めてのコメントで失礼しますが、世良サイドの違和感のページで主人公の名字が宮城なのに宮城の名字から白井に変わってたりしてますよ(´∀`) (2020年12月16日 1時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
toboku76(プロフ) - あかいも様。コメントありがとうございます。更には好きと言ってくれた事、更新を楽しみにしてると言ってくれた事、労いの言葉をくれた事に深くお礼申し上げます!頑張ります! (2020年12月3日 22時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:toboku | 作成日時:2020年12月1日 21時