【名探偵コナン】トリップした記憶喪失の謎の美女の恋愛

貴方サイド　弱み握られた泣 ページ17

急いで帰った後、私は皆を下の名前で呼ぼうとした。流石に本人がいないなら呼べるだろう。そう思ったから。だが結果は惨敗。

貴方《何でなの！？》

そう思いながら叫んでると、電話がなって待ち受け画面にはボスの二文字

貴方『何。』

ボス「調子はどうだ。」

貴方《あれ？何か声が違う？それに喋り方も》

※こっから先《》が二重になってる奴はテレパシーです

ボス《《君の右の腕に盗聴器しかけられてる。僕に合わして》》

貴方《《テレパシー…うちあんさんの言うこと何で聞いてるんやっけ…》》

ボス《《トリップ特典いらないんだね？》》

貴方《《すんまへんでした！！》》

弱み握られる人の気持ちってこんなのなんだね…忘れてたよ

貴方『あぁ………。良いわよ。で、何の用？』

ボス「嫌何。ボスと話したらしいからな。一応それの内容確認だ。」

貴方《《貴方がボスじゃないの？》》

ボス《《いいから合わす！》》

私はため息をグッとこらえながら合わしたすると、

ボス「あれ程の任務が大したことないか。流石だな」

貴方《《任務って何の話？》》

ボス《《いいからいいから♪》》

貴方『…何が言いたいの。』

ボス「嫌。なんでもない死ぬなよ。」

貴方《《はぁ！？死って貴方私に何さすき！》》

ボス《《一旦電話終わらして、盗聴器を壊したらまたかけてきて。説明する》》

貴方『…《はぁ…。》了解。』ブチッ

貴方《さて、どう壊そう。まぁいいか。》

貴方『ん？何この黒いの。捨てよ。』ブチッ

貴方《これでよし…彼奴何考えてるんだろ。ボスって呼ばしたり、ゼロって呼ばしたり、こんな怪しげな電話を聞かしたり…反応見て遊んでるようにしか見えない》

私は深く溜息をこぼし、今度は自分からボスに電話をかけた。

貴方《明日追求されませんように！出来ることなら出待ちされてませんように！さらにトリプルフェイスのとこに連れてかれませんように！》

そう願いながら…。

彼奴に問いただすとやっぱり遊んでたらしく、携帯をぶん投げたくなる気持ちを必死に抑えた。

ちなみに死ぬと言ったのはただの遊びで言っただけで、特にそんな任務はないらしい

ちなみに警察学校組、宮野明美が生きていることも知った。

とりあえず安心したけど、私が何をしようが怪しまれそうで嫌になったのは言うまでもない

貴方《早く思い出して前世に帰ろう…》泣

そう私は心に固く誓ったのだった。


まさかあの人への恋心が邪魔で帰りたくなくなるなんて思いも寄らないで…

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