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O「どうだった？」
S「うん、とりあえず大事に奥深くに隠していた秘密は全て見せてもらったよ。」
K「予想通り滝沢のところの島は政府に麻薬を流し、その口止めとして多額のバックを貰っているみたいですね。
そして、その行動は滝沢が仕切っていた島飽き足らず、私たちの島の役人たちにも及んでいるようです。」
M「じゃあ、ここのところお役人たちが続々と俺達と手を切ろうとしている原因は、やはり滝沢だったということか。ビンゴだな。」
A「ふふふ♪ならもう目を瞑っておく必要はないよね。
それで滝沢組の弱点はなに？」
雅紀は手慣れたように胸元に入っていた銃を取り出すと、引き金に指を引っ掻け、くるくると弄び始めるのを感慨深い面持ちで眺めてしまう。
俺たちは俺が１５歳になった頃、
共に施設を飛び出した。
理由は簡単だった。
俺たちのいた施設は人としてまっとうに育っていくには、とても難しい場所だったんだ。
というのも、施設の職員は子供たちのことを奴 隷のように扱い、食事だって１日１食。
職員のストレス発散に暴力を振るわれることは日常茶飯事で、俺たちは生傷が絶えなかった。
いや、違う。
正確に言えば、翔くん以外の俺たちだった。
翔君は昔から飛びぬけて美人で、
それは成長しても変わらず、
施設の多くの人間は男女問わず翔君の虜になって行った。
かくいう俺たちも例外ではなく、翔君に惹かれていたんだ。
そんな翔君だから、施設の職員からも特別扱いされているのだろう、と
施設で唯一暴 力を振るわれない理由を勝手に解釈していたのに、
それが間違いだと気付いたのは俺が１５歳の誕生日になった日だったんだ。
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ゆき(プロフ) - 雨合羽─ｱﾏｶﾞｯﾊﾟ─さん» 雨合羽さん、はじめまして。そうなんです……二人には幸せになってほしいんですけど。いつかお二人が結ばれてくれることを願いながら、今回はこの結末にしました。こちらこそありがとうございました。 (2017年7月14日 23時) (
レス) id: de590dd174 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 橙空さん» 橙空さん、初めまして。コメントありがとうございます。私も書きながら切なくなりましたが、翔さんならきっとこうするだろうな……と。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。ちなみに私も総受けもの大好きです(笑) (2017年7月14日 23時) (レス) id: de590dd174 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とのさん» とのさん、お待たせしました(笑)真面目な翔さんならきっとこうするだろうなという結末にしました。こちらこそありがとうございました。 (2017年7月14日 23時) (レス) id: de590dd174 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。パート1から５周は読みました。「マネージャーの心得」、自分はマネなんだとしっかり割りきって自分の思いを潰す翔さんが思い浮かんで目の奥が熱くなってしまいました。更新頑張って下さい。個人的にはAMNO×Sが好きです。 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
雨合羽─ｱﾏｶﾞｯﾊﾟ─(プロフ) - はじめまして。Part1から読まさせて頂いてる者です。「マネージャーの心得」本当に素晴らしかったです。切なすぎて泣きそうになりました(；_；)マネージャー、幸せになってもいいのよと思わす読んだ後口に出してしまいました。ありがとうございました!! (2017年7月14日 20時) (レス) id: 2be05a32a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2017年6月29日 13時
