�� ページ42
朝日が完全に昇りきり、
世界が明るくなった頃、
俺に抱き付いたままの雅紀が
静かに話し始めた。
M「城崎にね、
奥さんと新婚旅行で来たの。
本当は
海外に行きたかったみたいなんだけどね、
俺が仕事が忙しいから
旅行は無理だといったら、
せめて1泊でも…って言われて、
城崎に来たんだ。
そして、奥さんの希望で、
この竹田城跡地に来たんだけどね、
その日は途中から雨が降ってきて、
仕方なく、途中で帰ったんだ。
その時に奥さんが言ってた言葉が
忘れられなかった。
『ここに来れば、何かが変わる気がした…。
雅紀さんと私の関係が
何か変わる気がしたの。』って
哀しそうな顔をしたんだ。
そうやって彼女が俺を愛してくれるほど、
愛情が重く感じて、
俺は彼女のその言葉を無視したんだ。
どう答えればいいのかわからなくて、
何も言えなかった…。
それがどうしても心残りだったんだ。」
そう言うと、
息を小さく吐いた雅紀。
白い息が俺の視界に入る。
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ゆき(プロフ) - みーこさん» 貰い泣き、ありがとうございます。幸せの方程式…次章で綺麗に完結です♪ (2016年5月17日 0時) (
レス) id: f8f8711f1a (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 嗚呼、私も貰い泣き・・・(T▽T) 抱えてた物の重さをお互い分けあって、楽しいことと嬉しい事は倍になる。(^o^)幸せの方程式。 (2016年5月16日 23時) (レス) id: 5ae3e13203 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - みーこさん» お二人ともの家業…というか関係性はそのうち明らかにしていきます(*^^*)二人が幸せになれるよう…に。 (2016年5月9日 22時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 家業が判らないけど、翔ちゃん未だ若いから、御両名の家柄も釣り合うようなら、お互いこの先も長い人生、共に歩む未来に続く道を見出だせないかな。(*ov.v)o (2016年5月9日 20時) (レス) id: 5ae3e13203 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 乃絵さん» ありがとうございます(*´-`) (2016年5月4日 13時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2016年5月1日 20時
