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そんなことを思い出している中、
N「翔ちゃん、今どこにいるんですか？
家じゃないでしょう？
朝、迎えに行ったとき、
もう翔ちゃんはいなかったですし。」
ニノの問いに
俺は一瞬黙り込んだ。
すると、
N「なんかあったんですか？！
どこにいるんですか？！」
場所を言ってしまえば
今にも乗り込んできそうな勢いのニノに
思わず苦笑した。
S「大丈夫だよ。何もない。
ただね、
ちょっと新しいものを見たいなと
思ったんだ。」
N「…新しい、もの？」
S「うん。
だからね、俺、暫く帰らないと思う。」
N「えっ？！何言ってるんですか！？」
慌てたようなニノの声を聴きながら、
ちらりと雅紀のほうを見ると、
タバコを咥えたまま俺を見つめていた。
その瞳がやはりどこか寂しそうで、
S「俺、彼を見捨てておけないから。」
ごめん、ニノ。
そういうと、
さらに大きな声で何か言っているニノを無視し
通話を終了した。
その瞬間、
すぐにまたかかってくる電話を拒否すると、
そのままスマホの電源を消した。
そして、
こちらを見ていた雅紀に
手を振った。
すると、
ふんわりと笑いながら
俺に駆け寄ってきた雅紀は、
ごく当たり前のように俺の手を握り、
俺もそれをごく当たり前のことのように
受け入れた。
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ゆき(プロフ) - Samさん» ありがとうございます！切なめのASを書くのは初めてなので、少し不安もあるのですが、更新頑張りたいと思います(*´-`)Ｓ受け、ｳﾏｳﾏ(^q^) (2016年4月19日 10時) (
レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ともかさん» 儚さや繊細さを感じていただけたなら良かったです(*^^*) Ｓ受け私も大好きです←(笑)自分なりのペースで更新していきたいと思います。ありがとうございます。 (2016年4月19日 10時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 郁奈さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2016年4月19日 9時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 乃絵さん» Ｓ受け雑食(笑)同志ですね♪ ASで切な目のお話…私自身も皆さんが満足できるものが書けるのか少し不安なのですが…頑張ります！！ (2016年4月19日 9時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 蒼星さん» 蒼星さん、暖かいコメントありがとうございます。これからも私なりのペースで更新していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします！！ (2016年4月19日 9時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2016年4月7日 21時
