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ぶらぶらと歩いた俺たちは、
コンビニで買ったおにぎりを
見つけた公園で食べ、
そして、またぶらぶらと歩くと、
夕食にファミレスで軽く食べ、
唯一あった廃れたビジネスホテルに入った。
歩いている時も俺たちの会話は、
「空が綺麗だね。」
だったり、
「あの木、面白いね。」
など、
今見たもの、
今感じたものを
話すことはあっても、
お互いのことは何も語らないし、
聞こうともしなかった。
ホテルに入ると、
M「風呂入っておいで？」
といい、
俺に先ほどのコンビニで買ったらしい、
真新しい下着を渡してきた。
S「じゃあ、お先に失礼します。」
そういうと、
鴉の行水かと言うほど
さっさとシャワーを済ませた俺は、
着替えなんてものを持っておらず、
バスルームに置かれていた
洗濯のしすぎなのか薄くなったバスローブに
袖を通した。
S「雅紀、ありがとう。」
タオルで髪を拭きながら、
声をかけると、
ベッドに腰掛けてテレビを見ていた雅紀が
目を見開いた。
そして、俺をじっと見つめる。
なぜか
その瞳に怯えを感じた俺は、
S「ま、さき？」
思わず名前を呼ぶと、
ハッとしたような顔をした雅紀は
すぐに笑みを浮かべる。
M「あっ！！ごめん。ぼーっとしていた。」
そういって、
頭を軽く振った雅紀は、
「俺も入ってくるね。」といい、
浴室に向かった。
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ゆき(プロフ) - Samさん» ありがとうございます！切なめのASを書くのは初めてなので、少し不安もあるのですが、更新頑張りたいと思います(*´-`)Ｓ受け、ｳﾏｳﾏ(^q^) (2016年4月19日 10時) (
レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ともかさん» 儚さや繊細さを感じていただけたなら良かったです(*^^*) Ｓ受け私も大好きです←(笑)自分なりのペースで更新していきたいと思います。ありがとうございます。 (2016年4月19日 10時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 郁奈さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2016年4月19日 9時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 乃絵さん» Ｓ受け雑食(笑)同志ですね♪ ASで切な目のお話…私自身も皆さんが満足できるものが書けるのか少し不安なのですが…頑張ります！！ (2016年4月19日 9時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 蒼星さん» 蒼星さん、暖かいコメントありがとうございます。これからも私なりのペースで更新していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします！！ (2016年4月19日 9時) (レス) id: c8767c9903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2016年4月7日 21時
