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獲物探し ページ3
私は、草木の影に姿を潜めた。
なんでって、あそこに《獲物》がいるから。
さっきの親子は、捕り逃がしてしまった。
あの時隠れていたものの、木漏れ日にあたり、不覚にも見つかってしまった。
バレては仕方がないので場所を変え、グレイターミナル周辺で獲物を探すことにした。
あの濫造品どもの喉笛を切り裂けば、たまに何か持ってることがある。
『おっ』
さっそく獲物が見つかった。
私と同じ年頃の男の子か。
あいつは、何かが入ってるずだ袋を持ってる。
あいつを仕留めれば、何か美味しいものが食べれるかもしれない。
こんなところを一人でほっつき歩いてるなんて。
なんて命知らずなんだろう。
息を殺し、黒髪の少年の動きに集中した。
少年は何か木の上に向かって合図のようなものをしている。
上に誰かいるの……？
まあいいや。
獲物の死に際を木の上の誰かに見せつけてやろう。
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アザレア(プロフ) - 面白いですね！えっと…なんと言うか…すみません…全然語彙力なくって…でも！なんかすごいですし好きです！頑張ってください！ (2017年9月28日 1時) (
レス) id: b01fa5b414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルパカ丸 | 作成日時：2017年7月19日 17時
