【文スト】大好きな貴方に、手袋を買いに。【男主】

ハートの日　『昨日はハグで今日はハートとか何だよ』 ページ8

小説なのにお絵描き申し訳ない〜〜
30分レイヤー1枚縛りでやってみたやつ
鏡花ちゃんかきたかった。

(これは番外編でパラレルワールド的なものなので、本編に鏡花ちゃんは登場していません)
ー ー ー ー

鏡「今日は何の日か、知ってる？」

『え、何かすっごくデジャヴだけど？！ そして知らないよ？！』

昨日も聞いたぞそれ……なんて思ったけど、あまり気にせず。太宰だったら蹴ってる。

何の日なのか考える間もなく目の前の鏡花が手をハートの形にするなり

鏡「ハートの日なんだって」

『う、うん。そうだ、それ敦にやる方がいいよ』

鏡「喜ぶ？」

『きっと喜ぶよ』

鏡「じゃあやってくる」

止めようとしたけど、ちょっと悪戯心が勝ってしまった……。

心の中で敦に謝る。


ー ー

敦「Aくんなんで僕にやれっていったの？！」

数分後、Aの元に走ってくる敦。

『俺にやるより敦のほうが喜ぶだろうなっ――』
敦「そんなこと鏡花ちゃんに云っちゃだめでしょ！！」

云い切る前に肩を揺すられながら叫ばれる。

『うー、ごめんってー』

敦「太宰さんにAくんがハートしてくれるそうだって吹き込むよ？！」

『それはゲスい！ 駄目！！』

国「おい、貴様らうるさいぞ。しかもすでに太宰に聞こえてるようだが」

『嘘……ねぇ敦の莫迦？！ 俺もう人生終わりじゃん。扶けて敦……！！』

敦「え、あ、ごめん……」

国「今回は自業自得だろうが、A」

『なんで？！ お願いだよ扶けてよ！ やりたくないよ！ 絶対ハートするだけじゃ、終わんないし！』

嬉しそうに近づいてくる太宰から、後ずさるAに、ご愁傷さまです、と手を合わせる国木田と敦だった。

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