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臨時教師編 第2章 1 ページ9

あなたside

「はい、お久し振りです。今回は五条さんが出張らしいんで、代わりに何かしますね」



 清々しい程のノープランなのに教卓に立つって駄目だね。



 どうも、主人公なのに前半はあんまり台詞が多くないでお馴染みの、百衣 常改め、五条 常です皆宜しく。

 遂に第1章で1度もsideがもらえないという……。
 まぁ、これも恒例ですか。



「せんせー、今日は何やるのー?」

 虎杖君がバッと挙手する。



 ……どうしよう。本当にノープランなんだけど。



「あー……じゃあ、術式ありの隠れんぼでもする? あ、皆が鬼ね」
「先生、思考放棄しないで下さい」

 恵がボソッと呟く。



 いやいやこれちゃんとしてるよ?
 私、昔五条さんと夏油さんと硝子ちゃんで訓練としてやったし。



 あの後、私への常呼びを虎杖君と釘崎さんと、途中から乱入した五条に、めちゃめちゃに弄られて、先生呼びになってしまった。
 ……何か虚しいものがあるな。
 親離れ的な何かを感じる。



「一応、うん、術式ありだから。それとも、古文3時間にする?」
「俺隠れんぼで」

 私の声にギリギリ被らない速さで虎杖君が答える。
 さては虎杖君、勉強嫌いだな。
 奇遇だね私もだよ。

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設定タグ:呪術廻戦 , チート   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:陽毬 | 作成日時:2021年6月10日 16時

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