臨時教師編 第1章 4 ページ7
虎杖side
伏黒も同級生とは思えない程重い人生を歩んでいるんだな。
「伏黒、本当壮絶な人生歩んでいるな……」
「いや、その点に関しては、常の方が上だと思うぞ」
伏黒はやや憐れみの眼を常先生に向ける。
伏黒曰く、まず、常先生は生まれた時から、術式の片鱗が見える事態に見舞われていた。
呪術師の術式の発現は4〜6歳だ。
にも関わらず、常先生は生まれてから数ヶ月後には術式の発現、帳を降ろしていたらしい。
普通よりとても早い。
それが原因で家族全員から不気味がられ、虐待を受け始めた。
その後、家から孤児院に送られる。
そして、その孤児院が呪霊に襲われ、当時高専生だった五条先生、夏油先生、家入先生に助けてもらったとか。
五条先生曰く、当時から、常先生の性格は形成されていたらしい。
そして、術式の発現により、高専で預かってもらう事になったとか。
それから小学生にして、当時1級呪術師の五条先生や夏油先生の任務に勝手に参加し、手助けをした。
幼稚園児や小学生に1級呪術師の任務の手伝いが出来るって、常先生は一体どれ程強いのだろう……?
その後は釘崎が言った様な人生だと。
「流石特級呪術師。生まれから普通の呪術師と違うわね」
96人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:陽毬 | 作成日時:2021年6月10日 16時