臨時教師編 第2章 9 ページ17
あなたside
「……懐かしいね。僕も常と傑と硝子と一緒に昔は隠れんぼしたよ」
五条さんは懐かしい物を見る目で、校庭に視線を向ける。
校庭は真新しい。昔と大分違う。
だって月1ペースで自称最強コンビの大人気無いの擬人化の五条さんと夏油さんが喧嘩(※戦争)するからね!
高専は半壊だからが必要なんだよね!
夜蛾先生涙目!
素顔見た事無いけど!
それでもありありと昔の姿も思い出される。
五条さんももう数十年経っている筈なのに見た目が変わらない。
妖怪かな?
いやそこは呪術師としては呪霊か。
「まぁ常の隠れんぼは領域展開すれば勝ちゲーなんだからけどね」
「煩い今改良中なんだよ」
透明な帳は呪力のある人、物が駄目で、範囲なら領域展開して、自分の呪力に無理矢理触れさせさえすれば勝ちなのだ。
「でもまさか、芻霊呪法で負けてしまうとは……不覚」
改善点が増加してしまった事に思わず頭を抱える。
……暫く地上に出ない気がして来た。
「まぁ、これからも僕の生徒をよろしくね。……次期五条家当主候補さん?」
「……ハァ」
何度断われば、私の元師匠は私に五条家の当主なんて大役を託すのを止めてくれるのだろうか?
96人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:陽毬 | 作成日時:2021年6月10日 16時