とある少女の疑い ページ1
〜A側〜
菫「・・・」
A「・・・」
2人の間にはしばらくの沈黙があった。
A「答えて。」
その沈黙を破ったのはAだった。
菫「・・・水梨さんったら・・・」
A「・・・」
Aはいつもとは全く違う、鋭い目つきで
菫を見た。(睨んだ)
だが、菫は後ずさりすることも肩を
ビクつかすこともなく言葉を続けた。
菫「わたくしがするわけないでしょう？
それに何故、あなたに会って1週間も経たない
わたくしがあなたに手紙など出さないと
いけないんですの？」
A「この後に及んでまだしらばっくれる
つもり？」
菫「イヤですわね。
わたくし、そんなことをした覚えはあり
ませんの。
そこまで仰るなら、証拠を出していただけ
ます？」
A「・・・」
菫「その様子でしたら無いようですね。
まあ、当たり前ですが。」
A「・・・」
菫「不本意ですが、今回のことは同じ
常盤台生として水に流しますわ。
今後はこのようなことがないようにしてくだ
さいね。」
菫はそう言ってその場を立ち去ろうと
した・・・が。
A「待って！」
Aに呼び止められ、足を止め、振り
向いた。
そして・・・
菫「そうそう、わたくし派閥をやって
いまして。
是非、来てくださいね？」
言いたいことだけを言って再び立ち去ろうと
した。
その様子に流石のAもカチンときた
らしく、電撃を出した。
菫には当てていないが威力はかなりの
ものだった。(レベル3程度)
A「待ってって言ってるでしょ！」
菫はAをチラッと見てため息をついて
振り向いた。
菫「水梨さん。
先ほども言いましたが、聞こえてなかったよう
ですのでもう一度言います。
そこまで言うなら、証拠を出してください。
話はそれからです。」
A「それは・・・！」
菫「ないなら、ないと言えばいいん
ですよ。
意地を張っても意味はありません。
わたくしが許すのもここまでですわ。」
A「・・・」
菫「勝ち目のない勝負は諦めたほうが
よろしいですわよ？」
A「・・・あるよ。」
菫「・・・何が？」
A「証拠は駒が揃ってないけど、動機は
十分あるよ？あなたには。」
菫「・・・」
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ハズキ - 初めて見させていただいたのですが、とても面白かったです！続き頑張ってください！楽しみにしています！ (2022年3月29日 20時) (
レス) @page14 id: 6eb9ddde4a (このIDを非表示/違反報告)
黒子好き - 続きを楽しみにしています！気長に待ちますね〜♪ (2018年8月10日 19時) (レス) id: b51c91796d (このIDを非表示/違反報告)
パンダアイラブプロデューサー - ユキナさんの続き楽しみにしてます。 (2016年10月17日 22時) (レス) id: 0642b6c808 (このIDを非表示/違反報告)
白雪ユキナ - 美柑さん» レス遅くなってごめんねっ！更新本当にトロくなると思うけど、これからもよろしく♪ (2013年12月2日 22時) (レス) id: 8a9c8446f7 (このIDを非表示/違反報告)
美柑 - 白雪ユキナさん» そうかそうか〜 よかったぁ〜♪ もうユキナが更新することなくなっちゃうんじゃないかなぁってちょっと寂しくなっちゃって… でも本当によかったぁ〜〜〜 じゃあまた楽しみにしてるねっ☆ (2013年11月29日 20時) (レス) id: 9802d8588e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白雪ユキナ | 作成日時：2013年10月26日 10時
