にちじょう34 ページ40
姉達サイド
「こちらの方?」
姉「はい、そうです」
「ウチの嫁はいいのよ。ウチの嫁は。」
(ウチの娘に何言ってんのよ。この女は)
「静子さんでしたっけ」
「えぇ、それが?」
「ウチの娘はしばらく実家に連れて帰ります。あと孫も。颯、パパのばぁばと私どっちがいい?」
「ママのばぁば!でもパパのじぃじも好き。ママの事ちゃんと助けてくれたもん。パパも好きパパのばぁばは笑ってただけ。嫌い」
姉(…ひでぇな)
「時間も時間なので、別室でお話を伺いますね。2人は患者さんといて」
「分かりました」
姉「分かりました」
「お姉ちゃん」
「ん?どうしたの?」
姉「どうしたの?」
「妹達をありがとうございます」
姉「良いんだよ」
「私達はそれが仕事だから」
「本当に娘をありがとうございます」
「いえいえ」
「今何歳?」
「4歳。将来はお医者さんになりたい。」
「あれ?仮面ライダーじゃなかった?」
「仮面ライダーもできる、お医者さん」
「綺麗なお医者さんいっぱい居るから緊張しちゃったのかな?」
Aサイド
あ(寝れない。動画見よ)
姉サイド
後日子どもをガラス越しに仲良く見ていた。
姉「こんにちは」
「先日はどうも」
「元嫁がお騒がせしてしまってすいません。」
「本当に、すいません。」
姉「良いんですよ、時々あるんです。」
姉(元嫁?)
「そうなんですね…」
「孫が無事だって分かって本当にあの時春香さん先生方に助けて頂いたお陰で今があるのでありがとうございます…」
姉「いえいえ」
「あれ。好井先生」
「あれ、田中先生」
「この前の…方ですよね。」
「はい。」
「先生ー」
「雨宮さん」
「あ、この前の」
「今日やっと見れて良かったです」
「それは何よりです」
「そろそろ診察なので、行ってきます」
姉「はい、それでは。」
「笑顔になって良かったですね」
「良かった良かった。」
姉「さて、戻るか」
「そういや何であそこに?」
姉「いや、ちょうど見かけたから声かけようと思って」
「なるほど。暴れた方どうなったんだろ」
「あー、別室行ってから逮捕。」
姉「通りで元嫁って言ってた訳だ」
「…マジっすか」
姉「怖い怖い。」
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、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月15日 18時) (レス) id: d96f82edeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とある子 | 作成日時:2018年3月15日 18時