まだ疾走！野生的兄と非野生的乙女

にちじょう130 ページ48

マサイは相変わらず結婚指輪を握りしめながら生まれたての子鹿さながらの勢いで震えているマサイ
シ「どんだけ心配なんだよ」
マ「いやマジで心配だよ」
モ「マサイにとっちゃ配偶者でもあるからね〜」
ダ「確かにな。それでおチビ達3人いて4人目だもんな。」
ン「だね」
ぺ「まぁ心配にもなるよね」

手術室内
医「お母さん今から切りますねー」
あ(あー…早く会いたいなぁ…)
医「はい、赤ちゃん出てきますからねー」
取り上げられる感覚が体に伝わってくる

医「今顔みせに行きますね〜。女の子ですよー」
顔を見せてもらう
あ「ありがとうね、本当。ありがとう」
医め「それじゃあ手術室出ますねー」
手術室を出る
マ「妻は！子どもは！」
医「奥様は今麻酔が効いてます、子どもさんは今保育器の方に行ってます。」
マ「ありがとうございます…」
シ「前にも言ったなそれw」
マ「いやぁー…だって心配なんだもん」
母「心配よね…分かるわ…」

麻酔が効いたまま眠っているA
シ「頑張ったな。これからは両立していける様に頑張ろうな」
マ「ありがとうな。お互い支えあっていこう」
モ「お疲れ様、これからもよろしく。」
ぺ「お疲れさま。またお裁縫しようね」
ン「お疲れさま、よく頑張ったね」
ダ「お疲れさま。お疲れ様。」
ザ「お疲れさま…頑張ったね」

そして子どもが帰ってくる
そしてAも起きる
シ「お、起きたか」
あ「うん…起きたよ」
マ「じゃあ写真撮るか」
あ「うん」
シ「そういや名前は？」
ぺ「知りたい！」
マ「じゃあ写真撮るか。A描いてくれるか？」
スケッチブックから紙を取り出し描く
あ(三つ子のも描くか)
ぺりぺりっ
ぺりぺりっ
ぺりぺりっ
ぺりぺりっ
あ「あおー」
海「ありがとママ」
あ「りゅうー」
龍「ありがとママ」
あ「かずー」
和「ありがとおかーさん」
紙をそれぞれ貰う
シ「お、描いてもらったのか良いな〜」
あ「後で描くよ。はい、マサイ」
マ「4人目の名前はー」
"汐理"
しおり
2550g
ぺ「汐理ちゃんちっちゃいね」
兄「汐理可愛いな…可愛い妹から生まれてるからな」
シ「兄貴当たり前の事言うなってw」
ダ「出た、シルクのシスコン」
マ「でも可愛いよな」
ン「嫁バカw」
あ「たらこじゃなくて良かった。ねー、汐理」
シ「るせっ」
海「たらこ？」
和「たらこ！」
龍「たーらこーたーらこー」
あ「龍w」
海「しーちゃん抱っこする！」
膝の上に乗せそして汐理を海葵が抱っこする
マサイがその光景を写真に撮る
マ(可愛い)

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