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ヨナ様の叫びに、強くしがみつく腕から “この人は 本気だ”ということを悟った。




「ヨナ様の


……ご命令であれば」





僕はヨナ様の命令には逆らえない。


___とっくに貴女のものなんですよ。

“我が主”



貴女の為に、僕は死んでも守り抜く。


これが、僕の役目

____使命なのだから。



そんなことを思っていた






ヨナ「命令よ。私と一緒に来なさい。」


「……はい」




この言葉で、今まで唖然としていたハクがやっと我に返った。




ハク「おい。何かってに決めてんだ。」


ヨナ「とゆうわけで、よろしくねハク。」


ハク「どうゆうわけですかっ」




ハクは納得がいかないようで、眉間にしわが寄っていた。




「………ダメ…かな」


抱きつかられいる状態から自然とハクを見上げる形となった。

首痛いし背中も痛い。




ハク「うっ…あぁーくそっ……はぁ」



※ ハクにとって、効果抜群だった。

座り込んで狼狽えるハクが謎だ




ハク「…こりゃ姫さんの勝ちだな。それより、早くAからどけ。」


ヨナ「嫌よ。」

ハク「どけ」

ヨナ「嫌。」





あれれどうしたものか…


まぁ、一緒に旅することになったからには、ヨナ様を命がけで守らなければいけない。

どんな危険が待ちわびてこようが、僕は守り抜く。



ねぇハク…。
僕らの護衛は、まだ続くみたいだね。






さぁ、最初の目的地は




.




_____ 神官様のもと




どこにいるかは、誰も知らない。

あぁ、長い旅になりそうだね。








【神の導きは、いったい
何を示すのだろうか?】






_____________________________



「ハクにAは渡さないんだから。」

「上等ですね。それに、あんた女だろ」

「………何の話してんの??」



_____________________






.



これは
____同時刻のこと____






?「………。」



神に祈りを捧げる者が一人、
ゆっくりと目を開けた。




青くすみわたる空を眺める姿は、どこか悲しげであった。







.








『 再び 地に舞降りた





____“ 紫の龍 ”____






今宵、ここに参りにける』








【神のお言葉は、必ず
当たるのだろうか?】

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フジ - とっても面白いです!完結がちょっと寂しいです。 (2016年7月12日 2時) (レス) id: d2069fecf0 (このIDを非表示/違反報告)
上総(プロフ) - あ、悠遠物語の方です (2015年5月6日 22時) (レス) id: ef86cc2fbb (このIDを非表示/違反報告)
上総(プロフ) - いつの間にかパスワードかかってたんですけどよかったら教えて下さい!!(^-^; (2015年5月6日 22時) (レス) id: ef86cc2fbb (このIDを非表示/違反報告)
十朱(プロフ) - 暁さん» 愛読だなんて…とても嬉しいですっ。ありがとうございます^^ (2015年1月8日 23時) (レス) id: 7ceb5fed54 (このIDを非表示/違反報告)
十朱(プロフ) - 雅さん» おぉー!同じイメージをしていられましたかww ありがとうございます (2015年1月8日 23時) (レス) id: 7ceb5fed54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十朱 | 作成日時:2014年12月3日 22時

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