共に ページ27
.
ヨナ様の叫びに、強くしがみつく腕から “この人は 本気だ”ということを悟った。
「ヨナ様の
……ご命令であれば」
僕はヨナ様の命令には逆らえない。
___とっくに貴女のものなんですよ。
“我が主”
貴女の為に、僕は死んでも守り抜く。
これが、僕の役目
____使命なのだから。
そんなことを思っていた
ヨナ「命令よ。私と一緒に来なさい。」
「……はい」
この言葉で、今まで唖然としていたハクがやっと我に返った。
ハク「おい。何かってに決めてんだ。」
ヨナ「とゆうわけで、よろしくねハク。」
ハク「どうゆうわけですかっ」
ハクは納得がいかないようで、眉間にしわが寄っていた。
「………ダメ…かな」
抱きつかられいる状態から自然とハクを見上げる形となった。
首痛いし背中も痛い。
ハク「うっ…あぁーくそっ……はぁ」
※ ハクにとって、効果抜群だった。
座り込んで狼狽えるハクが謎だ
ハク「…こりゃ姫さんの勝ちだな。それより、早くAからどけ。」
ヨナ「嫌よ。」
ハク「どけ」
ヨナ「嫌。」
あれれどうしたものか…
まぁ、一緒に旅することになったからには、ヨナ様を命がけで守らなければいけない。
どんな危険が待ちわびてこようが、僕は守り抜く。
ねぇハク…。
僕らの護衛は、まだ続くみたいだね。
さぁ、最初の目的地は
.
_____ 神官様のもと
どこにいるかは、誰も知らない。
あぁ、長い旅になりそうだね。
【神の導きは、いったい
何を示すのだろうか?】
_____________________________
「ハクにAは渡さないんだから。」
「上等ですね。それに、あんた女だろ」
「………何の話してんの??」
_____________________
.
これは
____同時刻のこと____
?「………。」
神に祈りを捧げる者が一人、
ゆっくりと目を開けた。
青くすみわたる空を眺める姿は、どこか悲しげであった。
.
『 再び 地に舞降りた
____“ 紫の龍 ”____
今宵、ここに参りにける』
【神のお言葉は、必ず
当たるのだろうか?】
337人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フジ - とっても面白いです!完結がちょっと寂しいです。 (2016年7月12日 2時) (レス) id: d2069fecf0 (このIDを非表示/違反報告)
上総(プロフ) - あ、悠遠物語の方です (2015年5月6日 22時) (レス) id: ef86cc2fbb (このIDを非表示/違反報告)
上総(プロフ) - いつの間にかパスワードかかってたんですけどよかったら教えて下さい!!(^-^; (2015年5月6日 22時) (レス) id: ef86cc2fbb (このIDを非表示/違反報告)
十朱(プロフ) - 暁さん» 愛読だなんて…とても嬉しいですっ。ありがとうございます^^ (2015年1月8日 23時) (レス) id: 7ceb5fed54 (このIDを非表示/違反報告)
十朱(プロフ) - 雅さん» おぉー!同じイメージをしていられましたかww ありがとうございます (2015年1月8日 23時) (レス) id: 7ceb5fed54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:十朱 | 作成日時:2014年12月3日 22時