転生最強チート少女 (ページ3)

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何処かで見たことがある

咆哮する貌のない円錐形の頭部を持つ肉の塊で、触腕、鉤爪、手が際限なく伸縮するもの、と。

〝這いよる混沌〟という言葉が相応しいほどに禍々しいオーラである

『、、、』

｢どうしたの？やっぱりこの姿には耐えられなかったか、残念｣

『、、、、、綺麗』

｢、、、あはは！面白い！面白いね君！いいよ気に入った！僕の本来の姿を見て綺麗と言う奴は初めてだ！｣

『あんなに毎日祈りを捧げてたニャルの本来の姿見れられるなんて光栄すぎて死ぬて、もう死んでるけど！』

｢君の飽くなき探求、それは素晴らしいものだ。君にはさっきも言った通り能力をつけて別の世界へ送り出す、何処の世界にするかは君が前世で読んでいた〝マッシュル〟の世界にしよう！｣

『え、いいの！？！？！？マッシュルの世界！？！？ねえ待って、もうニャルと話せなくなる？』

そこでニャルは考えた素振りをして

｢いーや、僕とは常に話せるようにする！精々僕を飽きさせないでくれ！諸々の説明は脳内に直接送り込むよ、それじゃあ次のライフを楽しんで！｣

『ありがとうニャル、！行ってきます！』