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「この靴とか絶対履かんもん」


そう言って前かがみになりながら、足を曲げ靴を触る。


し「……やべえな、乳が」

て「やろ!?わかった!?これこれ!」

「……あ。」


そう言ってその姿勢のままパッと手で胸元を隠す。顔は見えないけど、照れてるのは見て取れた。


ゆ「…照れてるのはイイね」

「ゆめちゃんまでw」

り「俺はほんときらいw」

虫「僕もきらい。アバズレだ!!」

「なんか複雑なんやけどw」



最後にしばゆー……は、何故かめちゃくちゃミニ丈のチャイナドレスだった。店やん。
そんでお前それ直接買いに行ったんはやばい。



虫「では、どの服がセンス良かったか、みなさん投票お願いします!!」


そんなこんなで動画の撮影が終了した。









し「A!A!ここ座って!!」

「はいはい。」


顔の変装はとったものの、チャイナドレスを着たまま、ソファに座らされるA。
それを片手にスマホを持ったしばゆーが撮影しはじめる。



し「なぜ、チャイナドレスが好きなんですか?」

「……そうですねぇ、やっぱり着心地といいますか、このミニ丈でしょうか。可愛いです」


突然始まったしばゆーのコントに一瞬戸惑いながらものる……これ絶対あれやん。


し「ミニ丈、ですか……どれどれ」

「wwwやだっ恥ずかしいです…w」



しばゆーがこれでもかと床に這いずり、ローアングルから足元を撮影する。しばゆーの行動に思わず吹き出しそうになるのをこらえながら、まだ役をやり続ける。


その遊びを呆れながら見てる俺たちと、もう1人、目を輝かせて飛びついたのは、もちろんてつや。


て「短いですねぇ…それ、どんな目で見られてるか、とか考えたことありますか…?」

「…ありませんwちょ、カメラ増えたんだけどw」

し「撮影に集中しなさい!!」

「ごめんなさいw」


いろんなポーズをさせ、いろんな角度から撮り続けてる。なにしてんやこいつら。


て「じゃあソファの背もたれに両手ついて、背中を反る感じで!!」

「え、こう?」

し「いいねいいねー!」


クソ監督2人に言われるままのポーズをとってる本人はどんな格好になってるのかわかっていないのだろう。

ケツを突き出したようなその形は、直視できなかった。

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作者名:よいちょちょ丸。 | 作成日時:2020年2月26日 18時

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