Parallel story 3 ページ36
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たばこを吸い終えて部屋に戻ると
昨日まで来週試験だ〜って勉強してたAが
ずっとベッドでごろごろしてた。
『え、来週試験って言ってなかった？
勉強しなくていいの？』
「いいよ別に。なりたいものだってやりたいことだってない私なんて勉強した所で意味ないんだよ。」
『…なんかあったの？』
「なんもないよ」
『そっか』
きっと勉強のことでなんか言われたんだろう。
Aはちょっと勉強しただけでいい点数取れる頭を持ってる。
だから今までも必死になって勉強してる人によく妬まれることがあった。
Aの近くに座ってみてもなんの反応もない。
これは結構仲良かった人に言われたっぽいな
黙ってその場に座ってると
「…てっちゃんは私の事好き？」
なんて弱々しい声で聞かれる
Aが思ってるより俺はAのこと何倍もすきだよ
だから背負ってるもん全部
俺に話してわけっこしよう。
俺をもっと頼ってくれよ。
『好きだよ』
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それから何事もなく数週間が過ぎた頃。
りょうととしみつと俺の3人が名古屋で仕事だった。
Aに会えるかもしれない。
そんな期待を抱いて名古屋へ向かった。
「ええ、てつやまだ名前のこと好きなの」
「りょうは知らんかったん？
こいつ初恋こじらせすぎ」
『うるさいなあ。諦めきれないんだよ。』
「でもまあいいんじゃない。
人好きでいるのは悪いことじゃないでしょ」
「言うことがイケメン」
「うるさいよ？」
こいつらの話なんか頭に入ってなくて。
Aに会えるかな。そんなことしか考えれない。
会えたらもう、離さない。
仕事を終え名古屋の街を歩く。
りょう達は買い物、俺はAを探しに。
ファンの子に囲まれても適当にさばきながら辺りを見渡す。
やっぱり会えるわけないか。
そう諦めかけた時、
りょうととしみつから電話がかかってきた。
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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 完結おめでとうございます！素敵なお話をありがとうございました！拗れに拗れて、でも最後はみんなが報われてる感じがして、感情移入して私も幸せになれました！これからも読みにきます！ (2021年3月17日 1時) (
レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - おかえりなさい！！！待ってました！！！ゆっくりでいいので、無理せず焦らず、更新よろしくお願いします！！！！！ (2020年12月10日 19時) (レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
ほん(プロフ) - 何回も戻ってきてしまいます、、（あぁ、、パーラメント読みたいっ、、って笑）それくらい好きな作品です(*´-`)ステキな作品を作ってくださってありがとうございます（＾◇＾） (2020年6月27日 1時) (レス) id: 6590fa2801 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - ひとまず更新お疲れ様でした！とても面白かったです！！！今後も楽しませていただきます！！ (2020年2月4日 1時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
jun(プロフ) - コレサワのたばこ意識してますか？いつも楽しく読ませてもらってますー更新楽しみにしてます！ (2020年1月19日 21時) (レス) id: 37d10c3172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くも | 作成日時：2020年1月9日 19時
