KZ×コナンー２ー (ページ10)

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男子会←いい加減しつこいっすよね・・ページ10

「ら、蘭が居るって本当ですか？！」

俺は多分、今声が裏返っていることだろう。
少し格好悪いが、今はそんなの気にしちゃいられない。

「うん…知らなかったんだ。意外だなー」

「それって、どういう意味ですか…？」

探偵という職業柄、疑問に思ったことはどうしても聞きたくなる。
安室さんは、ちょっと笑う。
本当にこの人、黒の組織に入ってるなんて、思えないな。

「ほら、君ってさ。気になることには一生懸命…じゃないか？
　例えば、シャーロックホームズみたいに」

「 ………と言うと？」

今までの難事件に使ってきた脳をフル回転させて推理するが、皆目見当がつかない。
この人は何が言いたいのだろう。

「あぁ。そう言うこと………ですよね？」

「美門、どういう意味だ？」

「 ………わからないんですか？マジで…？」

おい上杉、そのなんとも言えない表情はなんだ。

「えっ無自覚………？」

だから小塚、何故そんなに顔を赤くして呆れた様な表情をする。
そして、何故俺が分からない。

「分かった。分かった。じゃあ、言うとするよ」

「そうして下さい」

即答した俺に面食らったのか、少し目を丸くしたが、やがて安室さんは口を開いた。
少し胸が高鳴って、高揚感と不安感が俺を一杯にするこの感じは、事件の犯人に目星がついた時のそれと似ていた。

「単刀直入になるけれど、工藤君。君は、蘭さんのことが好きだよね？」

「えっ・・・」

視界が、チカチカした。
胸がこれまでにない程、痛くなる。
顔が心なしか………いや、随分紅く紅染していくのがわかる。
いや、なんだこれは。

なんで今、指摘されなければいけない。
恥ずかしいではないか。

「ほぉ～図星やなぁ？」

こんな能天気で人の羞恥心もわからない、この顔黒男を社会的に抹殺してやりたい。

けれどそれをしたら、遠山さんが悲しむだろう。
それに………

蘭への想いを否定することになるのは、なんか嫌だった。

・・・・・

こんにちは！
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自分の想いを詩に乗せてみた。

シリアス多めの詩集です。
それぞれの名前で、大体内容は察せると思うので、一部苦手な表現がありましたら申し訳ございません。
私がホラー好きなので、気づくとこうなってしまうんです。