ドラマから始まる恋 (ページ5)

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大倉「Aさん、良かったらこれ飲みます？」

A 「あっ、大倉さん。ありがとうございます。
さっきのシーンは何度もテイク重ねちゃってすみませんでした…」

大倉「全然、大丈夫ですよ！
むしろ、俺は十分ええんちゃう？って思ったんですけどね…。
監督拘りすぎなとこありますよね、時間押してるのに」

A 「一体何が良いのかわかんなくなってきますよね」

大倉「わかる〜せやから俺ちょっとの休憩とかで、
もうはよ終わってビール飲みながらゲームしたいー
とか考えちゃう時ありますもん」

A 「大倉さんってゲームとかするんですね」

大倉「めっちゃしますよ〜
休みの日とかずっとやっちゃうタイプです。
Aさんは…しないですよね？」

A 「私もしますよ！最近は狩る系のを…」

大倉「えー！意外です！
しかも俺もやってます、そのゲーム！
今度一緒にやりましょうよ」

A 「はいっ！お時間ある時是非お願いします！」

そんなこともあったり、
疲れてると疲れてる感MAXで、
私のとこにやってきて

大倉「はぁー今日も長そうですねぇ」

A 「めちゃめちゃ疲れてそうですね、
撮ってる時はそう見えなかったのに」

大倉「夜更かししすぎました」

A 「あーなるほどですね(笑)
まだ香盤の半分も終わってないですよ」

大倉「長くなりそうやなぁ〜。
でもこの現場Aさんおってよかったって思ってます、
撮ってる時はあれやけど、
待ち中とか結構素でいられてるとこがあるんです」

A 「大倉さんって、意外と普通の人間ですよね。
良いと思いますよ」

大倉「意外とってなんや(笑)
アイドルでもアイドルっぽくないって思ってもらえてる方がまぁいいですけどね」

普通感があって、親しみやすかった。

どんな時も出会ってから彼は気づいたらそばにいてくれた。

彼と過ごす時間、共有する時間が一番楽しみで
一番自分でいられた時間だったと気付かされた。