心震えてく、嘘も伝って ページ33
赤side
ぽつぽつと小瀧が話し出した。
元カノとのこと、
本当に本当に大好きで、愛していたこと、
結婚も考えるほどに素敵な人だったこと、
卒業を機に振られたこと、
そして、
俺を見ていると彼女を思い出して、
自分でもコントロールできないほどの
衝動に駆られること。
震える声で話す小瀧に、申し訳なくなった。
赤「ごめん、ごめんな、
話してくれてありがとう。」
爪がくい込みそうなくらい固く握り締めている
小瀧の拳を解くようにと自分の手を重ねて促した。
桃「ごめんなさい。
でも、もう、しないですから。」
二人で会うのはなるべく避けましょう、
と小瀧が呟いた。
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りん(プロフ) - たいちゃんさん» はじめまして!コメントありがとうございます!嬉しいです(´;ω;`)励みになります!頑張って更新していくので、楽しみにしていてください〜 (2020年2月3日 19時) (レス) id: fe4e81bb27 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃん(プロフ) - 初めまして!面白かったです!続きも楽しみにしています(*^^*) (2020年2月3日 0時) (レス) id: 474a113dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2020年1月26日 3時