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赤「おはよーさん」
桃「あ、おはようございます！」
俺のデスクの向かいに座って、何かの資料に視線を落とす小瀧に挨拶する。
と、顔を上げいつもの愛くるしい笑顔を見せた。
桃「金曜楽しかったす！
あの、ほんまに、俺迷惑かけてないすか？」
赤「ほんまに大丈夫やったって！」
小瀧と目が合った途端、
しばくと意気込んでいた俺は消えてしまった。
消えたというより、金曜のあのことを思い出して
心臓がどくりと大きく脈打ったことで、
俺の頭の中はあのことでいっぱいになった。
おい、一発しばいたるんちゃうんかい。
何平然を装ってんねん。
今度は自身に悪態をついて、
脈打つ心臓に気づかないふりをした。
桃「気づいたら朝で、でもちゃんとベッドに入ってたんすよね〜」
ほんまにこいつは覚えてないんか。
注意深く小瀧を見つめても、
動揺したり、嘘をついているような
素振りはない。
赤「今日は締め、合うとええな。」
桃「ほんま、月曜から残業は嫌ですわ〜」
今日は手伝わんで、と答えれば、
表情をコロコロ変え1人騒いでいる。
いつも通りすぎるくらい、いつも通りやな。
確かに俺も酔っていたし、あのときの異様な雰囲気を
大袈裟に感じ取ってしまっただけかもしれない。
また1週間が始まる。
週のタスク、今日のタスクを整理して、
メールチェック、あとあれとこれと、
土日はあんなに頭の中をいっぱいにしていた
金曜のことなんてあっという間に姿を消した。
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りん(プロフ) - たいちゃんさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです(´;ω;`)励みになります！頑張って更新していくので、楽しみにしていてください〜 (2020年2月3日 19時) (
レス) id: fe4e81bb27 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃん(プロフ) - 初めまして！面白かったです！続きも楽しみにしています(*^^*) (2020年2月3日 0時) (レス) id: 474a113dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2020年1月26日 3時
