想 定 外 ページ12
キーンコーンカーンコーン、
この音は
授業の終了
そして
俺とAが2人で話す時間の始まり。
今日もまた
チャイムがなって
Aの方を見てみると
なにか考え事をしているかのような感じで
「後で聞いてみよ、」
そんなことを考えながら
Aがいつも通り俺の席に来てくれるのを待つ。
何回かチラ見してみたり
待ってるって思われたくないから
机に突っ伏して寝たフリしてみたり
何をしてもなかなかAは来なくって
ふとAの席を見てみると
Aはいなかった
し「おーい、てつや!Aちゃん、△△に呼ばれてどっかいったぜ」
「まじ、ありがと柴田」
柴田は俺がAのことを好きって言うのを知ってる数少ない奴。
そして俺が何を考えてんのかよくわかってる奴。
「ったく、どこにいんだよ」
柴田から入手した情報は
△△と一緒にいる
ただそれだけなんだけど
なんか嫌な予感がして
なんかそわそわして
なんか俺が行かないといけない感じがして
△△「なあ〜、Aちゃ〜ん、いいだろ〜?」
『いやだ』
○○「もうそろそろてつやが来ちゃうから早く脱いでよ〜」
『いやだ』
□□「脱げば終わりって言ってんじゃん〜」
『いやだ』
Aを助けなきゃ
そんなことを考えるよりも先に
体が動いていた。
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作者名:トモのすけ | 作成日時:2019年7月17日 19時