乙骨憂太 ページ3
10年後
プルルップルルッ
『……もしもし?』
五《あ、A〜?今どこにいる??》
『もう高専だけど…どうしたの?』
五《お、ちょうど良かった。1年生増えたから教室来てよ、挨拶して!》
『ええ??』
1年が増えた…?
…増えることある????
コンコンコンッ
五「はいはーい、いらっしゃい!」
ガラッ『失礼しま………っ!?』
…何、この子
スッ
憂「え、あ、」
五「ストップ!!!!!!」バッ
『どいて、その子の後ろやばいのいるよ。気づいてないの?』
五「気づいてるに決まってんでしょ!この子が新しく来た1年生、乙骨憂太くん。Aが今祓おうとしたのが彼のことがだーいすきな里香ちゃん!」
『!呪われてるってこと?』
五「そ!さっすが、飲み込み早いね〜♪」
『…祓ったらだめ?』
五「ダメ!!憂太がどうなるか分からない」
『それもそっか。……あ、急に手伸ばしてごめんなさい!禍々しすぎる呪力が伝わってきたから君が危ないんじゃないかと思って。私は禪院A、3年です。よろしくね』
憂「!よ、よろしくお願いします…!!って、禪院…??」チラッ
真「見んじゃねえよ」
『真希は親戚だよ』
真「チッ」
パ「A、任務どうだった?」
『全然楽だったよ。遠かっただけ。あ、これお土産ね』
棘「明太子!!」
パ「やりぃ!!絶対あると思ったんだよな!」
五「僕には?」
『はい、ちゃんと買ってきてるよ。憂太も良かったら食べてね』
憂「!ありがとうございます…!!」
『じゃあもう戻っていい?』
五「あ、待って待って。憂太、Aは呪力操作に関してずば抜けてるから、もし何か困ったら聞いたらいいよ」
絶対これ私に憂太の教育押し付けようとしてるな……
五「Aも、暇な時は見に行ってやって。どうせしばらくは外に出ていくことも無いでしょ」
『…分かったよ』
あんまり人と関わりたくは無いけど…里香ちゃん、放置してるとどうなるか分からないし
憂「お、お願いします…!」
『うん、また遊びに行くね』
パ「修行だろ?」
棘「しゃけ」
真「………」
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作者名:白い馬 | 作成日時:2023年2月25日 20時