首輪が四十五個 ページ46
フローside
ボクは、フロー。一国の国の王子？だったんだけど、国が滅んで
いつ死んでも可笑しくない生活をしていた時に
ボクが大好きな、ボクに生きる意味をくれた
憧れで、たった一つの大切な人のAに拾われた。
Aの力になりたくて、片っ端から手を付けていた時に
Aに一つだけ、褒められたんだ。
貴«お前、毒を作るのも解毒剤を作るのも、スゲェ上手いな。
悪い事じゃねぇ。いいことだ。本当にスゲェぞ、フロー(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ»
そう言って、Aはボクを撫でてくれたんだ。
Aには、船に乗せてもらった数日で沢山の事を教えて貰った。
？「お前を捕まえれば、必ず白ひげは動くｯ!
いや、お前を連れ歩いていたAが一番最初に動くだろうなぁ。」
可笑しな事を言うんだね、この人。あの人は、Aは
ﾌﾛｰ「Aは来ないよ。Aはエド達を守る為にボクを切り捨てる。
だから、ボクを捕らえてAを誘き出して
捕まえようとしても意味無いよ、海兵。」
海兵1「うるせぇぞ糞ガキ！俺達はこれに昇格を掛けてるだ、黙ってねぇと殺すぞｯ!!」
この島にある海軍の駐屯基地の大広間に居る。
処刑とかに使われる所だよ、ボクは座って拘束されてる。
Aは来ない
Aはボクを捨てた
でも、いいんだ
少しだけだったけど、幸せだったから
そんな事を考え込んで、少し涙が出て来そうになったとき
海兵2「ん？何だ、あれは。」
海兵3「？おおか、み？」
何でここに狼が？とザワつく海兵達。ボクも海兵達が見ている所に目を向けると
大広間の入口の真ん中に座っている真っ黒い、いや、少し紫がかった狼がいた。
真っ赤な目をした、凄くキレーな狼。ボクと目が合うと、静かに立ち上がって
狼「ｧオオｵｵｵぉｫぉぉオオオおぉオｫぉおおｫｫｫｫﾝ…………
ｩオオォォォおおおん!!」
空に向かって咆哮を上げた狼。その声は、多分だけど島全体に響き渡った。
どこまでもどこまでも響き渡って、まるで、誰かを呼んでるようにボクは思ったんだ。
ボクや海兵達は呆然とその狼を見つめていたら
他にもあちこちから大量の同じ狼が集まってきた。
海兵4「な、何で狼があんなに大量にｯ!?」
狼達は大広間を出てすぐの坂道の下に向かって伏せ始めた。
コツコツとブーツの音がする。ゆっくり近付いて、歩いてくる音。
坂道から歩いてきた人の綺麗な黒髪が見えた。
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黒狐(プロフ) - みさっとさん» ありがとうございます!!楽しめていただけて何よりです!! (2018年4月12日 7時) (
レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
みさっと - ヤバイ！見てて楽しい！!!ヽ(ﾟдﾟヽ)(ﾉﾟдﾟ)ﾉ!! (2018年4月12日 1時) (レス) id: 0bc1c5e779 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - クラインさん» ふぁっ！？←わ、わた、私に語彙力等という大層なものはありませんよ！？いえ、とっても嬉しいんですが恐れ多すぎですよぉ//;でも、本当にありがとうございます！ﾌﾛｰ「えと、クライン、ありが、とぉ////」 (2018年3月5日 21時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
クライン(プロフ) - フロー!!!!羨ましいぞｺﾝﾆｬﾛｰ!!!! でもかわいいから恨めない！ 本当黒狐さんの語彙力には文句の付け所が見当たりません(*´∀｀*) (2018年3月5日 20時) (レス) id: ddf821dd9e (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 中村千尋さん» ありがとうございます！私も早く更新できるように頑張ります！！ (2018年3月1日 21時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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