首輪が十五個 ページ16
部屋で1人、病院に居るナースから定期的に送られてくるエドのカルテを自室で見ていたら
ﾏﾙｺ「ｺﾝｺﾝｯ)Aさん、入ってもいいかよい？」
貴「駄目だ。部屋でいい子に待ってろ。俺が行くから。」
ﾏﾙｺ「ｯ//わ、分かったよい。」
足音が通り過ぎ、静かな空間に逆戻り。またカルテに意識を落とす。
ふと、窓から外を見ると、紅い夕焼けだった空が真っ黒に。
貴「時間過ぎたか。まぁいい。行くか。」
俺はカルテを片手に部屋を出てマルコの自室に向かう。
さて、俺が開けた時にいい子に待ってるか否か。
断りも無しに部屋を開け放つと、驚いた表情のマルコが目に入った。
ﾏﾙｺ「A、さん？」
貴「俺以外に誰がいる。それより、ちゃんと座って待ってるなんて(ｷﾞｼｯ｣
ﾏﾙｺ「!!/////」
扉を閉め、ベッドに腰掛けるマルコの横に、俺も座る。
貴「いい子だなぁ？なぁ、マルコ(ｽﾙｯ」
ﾏﾙｺ「Aさｯ!ち、近い、よぃ////」
マルコの頬に手を滑らせ、こちらを向かせてそう言うと、顔を赤くして近いと言うマルコ。
貴「……俺に、触られるの、嫌か？」
ﾏﾙｺ「は、？」
貴「そうだよな、こんな危ねぇ能力者だ、恐ろしいよな。悪ぃ、もう今日は戻るな。」
俺はそう言って立ち上がり、マルコの部屋から出ようとすると
ﾏﾙｺ「ｷﾞｭｯ)待つよい。俺は、そんな事は一言も言ってないよい。
………Aさん、離れないでくれよい。俺に、俺に触れてくれ////」
貴「ﾄﾞｻｯ)ｸｸｸｯ､本当に、どいつもこいつも馬鹿正直で騙されやすいなぁ？(ﾆﾔﾘ」
俺はマルコをベッドに押し倒して口角を上げると、すぐに真っ赤になるマルコ。
ﾏﾙｺ「なっ!?//だ、騙したのかよい!!?/////」
貴「騙される方が悪いだろ？それより、その口の利き方は感心しねぇなぁ？」
ﾏﾙｺ「ｩｯ、す、すみませんでしたよい////」
目を逸らして恥ずかしそうに行ってくるマルコ。
あぁ、悔しそうで、恥ずかしそうで、それでいてどこか期待した目。
だが、俺は期待されてるだけで易々と褒美をやる男じゃねぇ。
特に同性には、な？
貴「いい子だなぁ、マルコ。お前は本当にいい子だ。
さて、俺がここに来たのはエドの事だ。このまま大人しくさせれば、問題は無い。
んじゃ、俺は戻るぜ？お前もその事を聞きに来たんだろ？」
ﾏﾙｺ「!!嫌、だよぃ。ここまで、期待させておいて
分かっててそれをしないなんて、ずるいよい、Aさん////」
貴「ｸｸｸｯ､さぁな？」
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黒狐(プロフ) - みさっとさん» ありがとうございます!!楽しめていただけて何よりです!! (2018年4月12日 7時) (
レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
みさっと - ヤバイ！見てて楽しい！!!ヽ(ﾟдﾟヽ)(ﾉﾟдﾟ)ﾉ!! (2018年4月12日 1時) (レス) id: 0bc1c5e779 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - クラインさん» ふぁっ！？←わ、わた、私に語彙力等という大層なものはありませんよ！？いえ、とっても嬉しいんですが恐れ多すぎですよぉ//;でも、本当にありがとうございます！ﾌﾛｰ「えと、クライン、ありが、とぉ////」 (2018年3月5日 21時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
クライン(プロフ) - フロー!!!!羨ましいぞｺﾝﾆｬﾛｰ!!!! でもかわいいから恨めない！ 本当黒狐さんの語彙力には文句の付け所が見当たりません(*´∀｀*) (2018年3月5日 20時) (レス) id: ddf821dd9e (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 中村千尋さん» ありがとうございます！私も早く更新できるように頑張ります！！ (2018年3月1日 21時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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