弐拾陸の札 ページ27
神威side
俺が歩いていたら、目の前には疲弊しきったケガレが。
邪魔な上に目障りだったから蹴り殺すと、ケガレの陰に隠れて見えなかった刀を持った女が。
女は顔を歪めながら何か文句を言ってきたが、俺には関係ない。
神威「別にいいだろし。俺としては、お前と戦えればそれでいい。」
俺がそう言えば、不機嫌だった目の色が嬉しそうに変わった。
だが、それも一瞬で、すぐに不服そうに
貴「消化不良の戦闘の後にそーいうの､好きじゃないんだ。悪いけどほか当ってよ。」
そう言って立ち去ろうとした女の後ろから蹴りかかる。
俺の蹴りを簡単にかわした女。楽しくなりそうだ。
俺がまた次の攻撃を構えると、諦めたように
貴「………ﾊｧ､仕方ないなぁ。1回だけだよ？僕の名前はA。お兄さんは？(ｽｯ､ｶﾁｬｯ」
神威「神威だ(ﾌｯ､ﾄﾞｶﾞｧｧｧｧｱｱｱｱｱﾝｯ」
刀身が長い珍しい刀を構えた女に名乗った後、すぐ蹴りかかる。
また簡単によけられて、横腹目掛けて刀を振られたが、かわせた。
神威「お前、強いな。」
貴「嬉しい事言ってくれるけど、神威の兄貴は本気出さないの？」
神威「…………ｽｯ)"断神闇脚・喼急如律令・纏死穢"。」
俺は呪装をして、蹴り技を出す。この女が防御する事を狙ったのに、俺の蹴りをかわし
更には俺の顔めがけて刀で突いてきた。
驚いて流石に反応が遅れて目の上が切れたが、一応生きてる←
貴「凄い楽しいね、神威の兄貴！(ﾆｺｯ」
神威「ﾄｸﾝｯ)？そうだな。」
アイツが笑った瞬間、胸が静かに鳴った。体への異常は見られない。
気のせい、か。ボーっと考えていたら、痺れを切らした女、Aが刀で肩を叩きながら
貴「そっちから来ないなら僕から行くよ？良いの？(ﾄﾝﾄﾝﾄﾝｯ」
神威「どっちでもいい。だから、お前から来いよ。」
貴「ふーん。じゃぁ、行くよ？(ｼｭﾝｯ」
一瞬で目の前から姿を消したA。気配を探るも、感知できない。
いったい、どこへ？俺が気を張り詰めながら辺りを警戒していると
神威「ﾄﾞｽｯ)!!ｸﾞｯ､？か、げ？」
右の背中に何かが刺さったのを感じた。
顔を向けて見ると、影から刀が伸びて俺に刺さっていた。
何故影からなのか、疑問を持っていると、影から人が出てきた。Aだ。
貴「ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｯ)僕の勝ち、かな？」
俺は背中に刺さっているのにも関わらず、その場から飛び、距離をとる。
神威「ｯ､何した。答えろし。」
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黒耀(プロフ) - ひなさん» おぉぉぉおおぉ、ありがとうございますぅぅぅううううう!!!!← (2019年12月1日 17時) (
レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 久しぶりに来たけど…やはり良きでしたぁぁあ！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 3bd71a33c3 (このIDを非表示/違反報告)
黒煙(プロフ) - 徒花さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！これからも頑張ります!! (2019年4月5日 10時) (レス) id: 5fa825777d (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです！頑張ってください (2019年4月4日 13時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 碧泰さん» ありがとうございます！更新頑張ります!! (2018年10月17日 5時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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