弐拾伍の札 ページ26
僕の獲物を横取りした奴は、何の反省もなくただ立って僕を見つめるだけ。
貴「ﾑｽｯ)ねぇ、キミ婆娑羅でしょ？会えるのは珍しくて僕としては嬉しいけど
勝手にさ、僕の獲物を横取りして何トドメさしてんの？」
眉間に皺を寄せながら婆娑羅の何か、こう、髪の長い子に話す。
？「別にいいだろし。俺としては、お前と戦えればそれでいい。」
え、何？僕と戦うの？まぁ、僕としては嬉しいけど、やっぱりなぁ。
貴「消化不良の戦闘の後にそーいうの、好きじゃないんだ。悪いけどほか当ってよ。」
クルリと背中を向けて現に帰ろうとしたら
？「ﾄﾞｶﾞｧｧｱｱﾝｯ)待て。逃げるのは許さねぇ。」
僕に向かって蹴りを入れてきた。一応かわせたよ。
だから、僕の目の前の地面は大きく凹んでクレーターみたいになってる。
貴「………ﾊｧ､仕方ないなぁ。1回だけだよ？僕の名前はA。お兄さんは？(ｽｯ､ｶﾁｬｯ」
長刀を構えながら目の前の男の子に話しかける。
人間とか、言葉が通じる相手には必ず名乗るのが僕の礼儀なんだよ。たぶん←
神威「神威だ(ﾌｯ､ﾄﾞｶﾞｧｧｧｧｱｱｱｱｱﾝｯ」
一瞬で視界から消えて気づけば目の前。また蹴りを入れて来たけどかわした。
横に避けた時の体重移動と勢いを利用して回転しながら
神威の兄貴の横腹目掛けて刀を振るう。単純な攻撃だから簡単に避けられた。
でも、僕の刀はそこら辺の物じゃない。この長さのせいで
避けられる物も避け切れずに、お腹を少し切った神威の兄貴。
神威「お前、強いな。」
貴「嬉しい事言ってくれるけど、神威の兄貴は本気出さないの？」
神威「…………ｽｯ)"断神闇脚・喼急如律令・纏死穢"。」
僕が質問をすると、静かに呪符を取り出して呪装した神威の兄貴。
足に呪装している所を見ると、足技が得意なんだ。
いやまぁ、今までの戦い方からもそうは思ったけどね？←
貴「………楽しめそう♪」
神威「行くぞ(ｼｭﾝｯ」
さっきの何倍ものスピードで僕の目の前に来た神威の兄貴。
スピード的には今仕掛けてる足技を止めるのが一番いいけど、これはあくまで僕の勘。
この足、絶対に仕掛けがある。だから、防御はきっと無意味。
そう考えたので、咄嗟にしゃがみ、かわす。
立ち上がると同時に神威の兄貴の顔目掛けて刀を突き立てる。
目の上を少し切ってしまいつつも、距離をとった神威の兄貴。
貴「凄い楽しいね、神威の兄貴！(ﾆｺｯ」
神威「ﾄｸﾝｯ)？そうだな。」
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黒耀(プロフ) - ひなさん» おぉぉぉおおぉ、ありがとうございますぅぅぅううううう!!!!← (2019年12月1日 17時) (
レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 久しぶりに来たけど…やはり良きでしたぁぁあ！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 3bd71a33c3 (このIDを非表示/違反報告)
黒煙(プロフ) - 徒花さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！これからも頑張ります!! (2019年4月5日 10時) (レス) id: 5fa825777d (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです！頑張ってください (2019年4月4日 13時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 碧泰さん» ありがとうございます！更新頑張ります!! (2018年10月17日 5時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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