拾肆の札 ページ15
俺と院長先生は適当な岩に腰掛け、下で戦ってるAを見下ろす。
ちなみに傘下の奴等は少し離れた所で雑魚を相手にしている。
貴「ズッ、バァァァアアアンッ!!!(ｽﾞﾊﾞｧﾝｯ」
勘九郎「…………ほーんと、Aちゃんの戦い方と天馬の戦い方は似てるっスね。」
天馬「俺はわざと相手の攻撃を受けるほど優しくねぇぞ？んん？」
それは否定できないっスね、なんて笑いながらAを見る院長先生。
確かに、俺達の戦い方は少し似ている。
詠唱は要らねぇ。霊符も要らねぇ。擬音を発するだけでケガレは祓える。
でも、アイツは相手の力に合わせる。俺は瞬殺。
似ているけど、違う。俺も、アイツも、違う。
勘九郎「何ボーッとしてるんスか？あ、Aちゃんに見惚れてたんスか？(ﾆﾔﾆﾔ」
天馬「！//うるせぇ、違う。」
勘九郎「顔が赤いっスよ？説得力ないっスねぇwww」
天馬「無視してやる)A！まだ終わんねぇのか？んん？」
貴「んー、まだ遊びたい。いっつも、いっつも遊ぶ時間少ないもん!!(ｽﾞｼｬｧｯ」
俺はため息をついて説得を諦めた。Aじゃねぇが、めんどくせぇからな←
勘九郎「にしても本当に楽しそうっスねぇ。」
天馬「今更だろ。暇だなぁ、待たされるの嫌い((ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ」
俺のスマホが急に鳴った。スマホの画面を見ると、"変態メガネ男"の文字が。
心底出たくねぇが、一応出てやるか。
天馬「ﾋﾟｯ)どうしたんだよ、んん？俺は任務中だぞ？」
有馬〔もー！そんな事言わないでよ☆〕←
天馬「ｲﾗｯ)用がねぇなら切るぞ。んん？」
有馬〔あーー！待って待って!!用ならちゃんとあるよ!?〕
通話を切ろうとしたらデケェ声を出して俺を止める変態メガネ男。
仕方ねぇからまた耳にスマホを当てて要件を聞いた。
有馬〔実はこの間、Aちゃんに双星の護衛を頼んだんだけど断られちゃってさ？
そーこーでぇー？☆←
天馬!!君にはAちゃんと一緒に双星の護衛任務に着いてもらうことにしたのだよ!!〕
天馬「なんだって俺がチビ助の護衛をしなきゃいけねぇんだよ。
それに、俺はやりたく((有馬〔あっれぇ？良いのかなぁ？そんな事言って☆〕あ？」
有馬〔実はさぁ？あっちの方でプール付きのホテルを予約したんだよ☆
勿論、二人一部屋！そーんな空間で、二人であまぁーい夜なんか過ごしたいだろ？☆〕←
俺は余程この通話を切ってやろうと思った、が………旅行気分で行くか←
天馬「説得は任せろ。」
有馬〔Thank you☆〕
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黒耀(プロフ) - ひなさん» おぉぉぉおおぉ、ありがとうございますぅぅぅううううう!!!!← (2019年12月1日 17時) (
レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 久しぶりに来たけど…やはり良きでしたぁぁあ！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 3bd71a33c3 (このIDを非表示/違反報告)
黒煙(プロフ) - 徒花さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！これからも頑張ります!! (2019年4月5日 10時) (レス) id: 5fa825777d (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです！頑張ってください (2019年4月4日 13時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 碧泰さん» ありがとうございます！更新頑張ります!! (2018年10月17日 5時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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