拾弐の札 ページ13
※リクエスト続き入り
俺はAに女見てぇって言われたから何とか
元のアホ毛を取り戻そうとクシで立てたりしてみたが
天馬「ダメだ、全然戻らねぇｯ!!」
貴「ねぇ天馬ー！まだ任務行かないの？もう早く殺り合いたいんだけど！」
俺の後ろでそう嘆くA。仕方ねぇ、このまま行くか。
天馬「分かった。行くぞ、んん？」
貴「うん！あ、今日は他に誰か参加してるの？」
天馬「覚えてる訳ねぇだろ？んん？」←
貴「狐影なら知ってるかなぁ？」
狐影「ﾄﾞﾛﾝｯ)今日は勘九郎殿との共同任務じゃぞ。」
頭上にいきなり現れ、Aの肩にポフリと降り立ちながら話す。
俺は今朝の事を思い出し、Aに気付かれないようにキッと睨んだ。
俺の視線に気が付いたのか、Aの肩から俺に飛び移り、俺の耳元で小さく
狐影「知らぬとは言え、今朝はすまなんだ。しかし
今度から泊まらせるならば連絡は寄越すのじゃぞ？
さすればワッチも心置き無く家にて主を待つ(ﾆﾔﾆﾔ」
ニヤニヤとしながら俺にそう話し掛ける黒ジジイ狐。
イラッとしながらも、その気遣いは何時までも想いを伝えられない俺にとってありがてぇ。
天馬「…………勝手にしろよ(ﾌｲｯ」
黒ジジイ狐から顔を背けると、必然的にAが見える。
相変わらず、綺麗な奴だな。ってか、忘れてた
天馬「おいA、お前また髪解いてねぇだろ！んん!?」
貴「良いジャーン。今日はまた自分で歩いてるし
ボサボサでも多少大目に見てよ、アホ毛がない女子天馬ちゃんw」←
悪戯っ子の様にクスッと笑って俺を小馬鹿にするA。
コイツｯ!と思って怒ってやりたいが
天馬「ｯ!!……………ﾌｯ、うるせぇぞ、水色毛玉、んん？(ｺﾂﾝｯ」
貴「みゅ！それ禁句ーーー!!」
軽く笑いながらAの額を小突くと、みゅ！って可愛らしい声を上げて抗議してくる。
天馬「……………おぶってやるか？」
貴「!!いいの？」
天馬「さっさと来いよw」
そう言ってAの前で軽く屈むと、太陽みたいにキラキラした笑顔で俺の背中に飛び付いた。
貴「ドーンッ!!(ｷﾞｭｯ」
天馬「ｸﾞﾌｯ!?て、めぇ、優しく乗れねぇのか!?んん!?」
貴「レッツゴー天馬!!その間、僕は、ね………zzZ」←
天馬「!?また寝やがった。ってか、やっぱり違和感あるな、頭が。」←
一日ぶりの背中の軽すぎる熱を背負って俺はまた歩き出す。
そう言えば、黒ジジイ狐は？んん？
〜オマケ〜
狐影(青春。)←
影の中から見てたそうな。
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黒耀(プロフ) - ひなさん» おぉぉぉおおぉ、ありがとうございますぅぅぅううううう!!!!← (2019年12月1日 17時) (
レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 久しぶりに来たけど…やはり良きでしたぁぁあ！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 3bd71a33c3 (このIDを非表示/違反報告)
黒煙(プロフ) - 徒花さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！これからも頑張ります!! (2019年4月5日 10時) (レス) id: 5fa825777d (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです！頑張ってください (2019年4月4日 13時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 碧泰さん» ありがとうございます！更新頑張ります!! (2018年10月17日 5時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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