甘さが31 ページ32
身のふり構わず怒鳴り散らすウェイストを無視して、奴等に聞こえないように
貴「ルル、船に戻れ。ここは俺が食止める(ｺｿｯ」
ﾙﾙ「そんな！危ないです!!(ｺｿｯ」
貴「お前にこの事をクルー達に伝えて欲しい。船まで、振り返らずに走れ(ｺｿｯ」
ﾙﾙ「でも((貴「それが。」！」
貴「それがお前にしてやれる、唯一の償いだ(ﾁｭｯ」
そう言って額にキスをする。泣きそうになりながら
俺を見上げるルルシアの唇に指を滑らせ
貴「ここには、全部終わってお前の意思を聞いた後だ。ホラ、行け。」
振り返れば俺がキスしたのが気に食わないのか更に切れて兵士に指示を出し
その指示に従って襲いかかる兵士達。鞭で痛め付け次々と倒してるも
ルルシアの動く気配がない。チラリと見ると、不安そうにして動けないでいた。
貴「行け!!ルルシアｯ!!!!」
ﾙﾙ「ｯ、はいｯ!!(ﾀﾞｯ」
ようやく走り出したルルシア。その背中が見えなくなるまでは
取り敢えずは能力は使わない事にした。
俺の能力を知ってるとは言え見ていて気持ちのいいものじゃねぇ。
ルルシアにはそんな思いをさせたくなかったからな。
だが流石は国を守ってるだけあって強いっちゃ強い。
貴「ﾁｯ､雑魚風情が俺の前に立つなｯ!!(ﾌﾞﾜｯ」
死煙を出して周りの数十人を一気に消し去る。
ｳｪｲｽﾄ「ﾋｨｯ!!な、なんだあれは、バケモノめｯ!!」
貴「バケモノ？上等。好きな女守れるなら
俺は悪魔にでも化け物にでもなってやるｯ!!(ｷﾞﾛｯ」
下手に俺は死煙を広げない。どういう思いで今までウェイストを慕ってたのか知らねぇが
民間人だ。手は出さねェ。ルルシアが悲しむからな。
まだ何人も居る敵を鞭で薙ぎ払おうとした瞬間
ﾙﾙ「キャァァアア!!!」
貴「!!ルルシア!!!」
ルルシアの悲鳴が響いた。そして民家の影から出てきたのは
兵士「ルルシア女王捕らえました。」
ﾙﾙ「離して下さい!!」
貴「テﾝメェｯ!!」
ｳｪｲｽﾄ「動くな!!!」
癪だが俺はそこで立ち止まる。ウェイストはニヤニヤと笑いながら
ルルシアの側に行き
ｳｪｲｽﾄ「ｶﾞｼｯ)貴様が誑かすような女だったとはな！」
ﾙﾙ「や、ウェイスト、様、やめ((ﾊﾞｼｨｯ」
ｳｪｲｽﾄ「黙れ雌豚!!貴様は僕ちんの玩具なんだ！
黙って抱かれて黙って改造されるだけでよかったんだ!!!」
貴「あ？どういう事だよ。」
ｳｪｲｽﾄ「貴様の不倫相手は知らないのか？ルルシア。
教えてやる、こいつは((ﾙﾙ「やめて!!!」あ？」
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ホウ - この作品めっちゃおもしろい！更新頑張って！リクエストいいですか？主人公と赤髪でＤキスしないと出られない部屋、お願いします！ (2020年7月5日 9時) (
レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
アニメ万歳 - 面白いです！更新待ってますね! (2020年5月19日 11時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
ホロロ - この小説好きです。更新待ってます！ (2020年5月5日 16時) (レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
黒耀(プロフ) - 寿 ライラさん» ありがとうございます!!更新全然できてませんけど最後まで頑張ります!! (2020年3月20日 3時) (レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
黒耀(プロフ) - シャム猫さん» ヾﾉ≧∀≦)ｲｴｲｴ! (2020年3月20日 3時) (レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
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