甘さが28 ページ29
街に降りて城とやらに昼間に忍び込んでみる事にした。
夜の方が動きやすいと思いがちだが、昼飯食った後の時間帯は眠気が襲ってくる。
その上に昼間だか大丈夫という安心感のおかげで
今俺は好きな様に城の中を歩いてる←スゲェかよby黒煙
※ﾌﾛｰ「みんなは真似しないでね？(首ｺﾃﾝｯ」
だが昼間っからこの城は嫌な感じだな。
地下から絶え間なく血の匂いが漂ってくる。
貴「行ってみるか(ﾎﾞｿｯ」
だがそんなにうろちょろしてても全て見るのに時間がかかるからなぁ。仕方ねぇ。
貴「
俺の体から溢れ出た死煙は狼の形を作り
そしてそこらの影に溶け込んで行った。
これで俺が行きたい地下の様子を誰にも気付かれること無く好きなだけ見れる。
その間に俺はこの城に何かカラクリが無いか調べる事にした。
この島は元々物作りが盛んだったのが
急激に食物や貿易、その他にも色々と根を張り伸ばしてきたんだ。
勿論この島だけではなく他にもそういう島や国はあるが
あくまでも王が変わって何十年も先の話になる。
だがここでは王が変わって１ヶ月でそんな事を成しえた。
貴「裏に通じてるって考えるのが妥当、か。」
王の書斎に入り、パラパラと書物を捲ってはそれらしき物を探す。
が。どれも模範解答された国に対する欠点とそれの改善方法ばかり。
仕方なく入口付近に立ち、部屋全体を見渡す。
貴「………！ﾌｯ､見つけた(ｶﾂﾝｯｺﾂﾝｯ」
ブーツを鳴らしながら"それ"の場所に向かう。
一つだけほんの数ミリ程度引っ込んでいる石畳を押し開けてみると
貴「ビンゴ♪」
下に続く階段があり、下ってみるとズラリと黒いファイル等が本棚に納まっていた。
一つ一つ捲ると、中には"ジョーカー"の名前まで出てきた。
通りでこんなにも早く国が栄える訳だな。
裏での取引がビッシリと書き込まれたそれらは無くなるとまぁ困る物であるので
貴「ｶｼｭｯ､ﾎﾞｫｯ)ぜーんぶ燃えちまいな。」
そう言って端の方の本棚に火のついたマッチを置いて部屋を出る。
さっきまで見てたジョーカーのやつは持って来たけどな。
ｽｶﾙﾄ「兄さん。」
貴「あ？どうした？」
ｽｶﾙﾄ「ルルシアさん会いに来てるよ？」
貴「分かった。行くぞ。」
迎えに来ていたスカルトを連れて俺は船に戻る事に。
勿論その際に影狼の回収も忘れてねぇぞ。
貴「さて、どう陥れてやろうか(ﾆﾔｧｯ」
ｽｶﾙﾄ(僕もやられたいなぁ。)←
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ホウ - この作品めっちゃおもしろい！更新頑張って！リクエストいいですか？主人公と赤髪でＤキスしないと出られない部屋、お願いします！ (2020年7月5日 9時) (
レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
アニメ万歳 - 面白いです！更新待ってますね! (2020年5月19日 11時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
ホロロ - この小説好きです。更新待ってます！ (2020年5月5日 16時) (レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
黒耀(プロフ) - 寿 ライラさん» ありがとうございます!!更新全然できてませんけど最後まで頑張ります!! (2020年3月20日 3時) (レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
黒耀(プロフ) - シャム猫さん» ヾﾉ≧∀≦)ｲｴｲｴ! (2020年3月20日 3時) (レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
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