月と太陽【ゆきむら。】

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貴方side



嗚呼、



僕と同じような気持ちなんだね、君も。





貴「僕も、僕も君といるのが楽しい。



　 君と居られる時間がすごい幸福だ。




　 だけど、だけどね、



　 君といるの辛いよ、辛い。




　 君は進んでいくのに、僕はそのまま。




　 劣等感で溢れる。




　 それに、君といるのは苦しい。



　 君が成長したことに嫉妬する。



　 そんな自分の感情に惨めになる。




　 そして、僕の、僕自身の気持ちが分からなくなる。




　 助けて、教えて、僕は、君は、なんなんだ、」



辛いよ、


苦しいよ、



もうわかんない、




でも、ここで泣いたら、



だめだよね





ゆ「そんなの……



　 そんなの僕もわかんないよ！！



　 なんで君はそんなに強いんだよ




　 もう疲れた




　 君と比べられなきゃ行けないこの世界に



　 でも君といたいだなんて



　 ほんと僕どうかしてるよね」





貴「どうかしてなんか、ないよ



　 僕ももうこの世界に疲れたよ。





　 君が、僕が、



　 比べられながら、



　 比べられる要因があるような



　 僕達以外にも



　 闇を抱えながら生きなきゃ行けない人がいる



　 こんな世界



　 もう、疲れたよ。」

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