第55話 ページ15
A視点
あれから、お城に戻って手当てされた
足の裏が棘だったり、石とかでボロボロ。
ガラスも少し刺さってて、なんで走れたんだろうって言われた
だって、痛くなかったんだもん
sn「暫くは、ベッドから出るの禁止ね」
そう言われて、少し目をつぶった
目を開けたら、当たりは明るくなっていた。
…ひとりで、なにしよ
そう思った時、医務室のドアがバンッ、と開いた
shp「遊びに来ました」
ci「一人なんてつまらんやろー？やから、遊べるもんいっぱい持ってきた！」
そこには、ぴーくんとちーくん
ちーくんの手にはトランプだとかのカードゲームがいっぱいあった
ぴーくんの手にはお菓子とジュース
sn「えー俺もやりたいな」
shp「しんぺいさん書類あるって聞きましたよ」
sn「うぐ」
ci「さっ、何やる？」
何をやりたい、と聞かれても…
何がやれるのか、わからない
だって、やったことないんだもん
…ま、ルールだけ知ってるし無難に
「ババ抜き、やり、たい」
こんなこと、もうやれないかもね
shp「んじゃ、カード切りますね」
さっ、さっ、とカードを切るぴーくん
なんか、夢みたい
みんなが、よく談話室でやってるのは知ってた
けど、楽しそうな声に混ざれるほどわたしは賢くなくて
おとうさんの声が混じった楽しそうな声を、ただ聞いてるだけだった
ci「よし、じゃあ始めよか！」
えっ、と…同じ数字のカードを捨てて、
「あ、」
結構、減ったな
ci「えめっちゃ減っとるやん羨まし」
shp「お前ワンペアしか出せてないやん草www」
ci「いやお前も言うてツーペアしか出せてないやん!?」
ああ、そう
この声だ。
みんなで騒いで、楽しんで
わたしには、できないこと
でも、いまやれてる
「…」
自然と、顔がにやける
shp「じゃ、俺、チーノ、Aの順番な」
ci「ちょ、それ引かんといて」
shp「っしゃ、ラッキー」
ci「うう…じゃ、引くで」
実は、ババを持ってるのはわたし
ちーくんは、わたしのもっているババと、その隣のハートのエースで迷ってる
そして
ci「あ”ー！？ババ引いてもうた!!?」
shp「ﾌｧｰwww」
「へへ、」
楽しいな
そして
「やった、…！」
私が勝った
shp「いや、A強いわ」
ci「俺、最後までババあったわ…」
「ふふ、」
楽しい、楽しいな
それから、ババ抜きだったり、ルールを教えて貰って七並べだったり、大富豪もした
これが、いつまで続くんだろう
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うさまる - これからも頑張ってください応援してます(長文失礼しました) (4月24日 18時) (
レス) id: 4c17b50875 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - 人外人間白乃雫さん» 長文ありがとうございます🥹応援嬉しいです😭 (4月24日 17時) (レス) @page19 id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
人外人間白乃雫(プロフ) - tn氏…カ…カッケェ…！！ 親子どっちも不器用なのほんとよき… まじですこです！体調にはお気をつけください！！応援してます！！！！ 長文失礼しました(ˇ ˇ *) (4月24日 4時) (レス) @page19 id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - うさまるさん» ありがとございますめぅ🥺がんばるめう！！ (4月23日 21時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
うさまる - 面白いです。頑張ってくださいめぅ (4月23日 18時) (レス) @page18 id: 4c17b50875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曹達水 | 作成日時：2024年3月2日 16時
