第7話 ページ9
A視点
文房具屋さんから出ると外のわいわいとした空気が伝わる
「何食べる？俺奢るよ！」
え
「奢ってもらうのは悪いよ…。私自分のお小遣い持ってきてるし…」
「いいの！俺の方が年上なんだしこういう時位甘えてよ！」
う、うーん…
「じゃあ…おことばにあまえて…」
「よし決まり！何が食べたいんだ？」
「…！あ、あれ食べたいなあ…！」
わたしが目に付いたのは…
「クレープ？いいよ！食べに行こうか」
クレープ。あんまり食べないけど今日すごく食べたくなった
「バナナにいちご…どっちにしようかなあ」
「わたしいちごがいいな」
「じゃあ俺はバナナにしようかな…おばちゃん！バナナと苺1つずつ頂戴！」
「あいよ！はい、バナナと苺！毎度あり」
「はい、A」
おいしそう…
「ありがとう！」
クリームたっぷりで、生地ももちもちしてて…でもイチゴの酸味がクリームとあわさってまた…
「ん〜！おいひい…！」
「ふふ、よかった。口にクリームついてるよ」
そういうとアルくんは指で口についたクリームをとり、
…自分の口にもってった
「…へ、」
「なあに？顔赤くしちゃってさ。可愛い」
え…？アルくん、？
いきなり起きたことにびっくりしてわたしは動けなかった
だ、だって……こんな…
お、お母さんが持ってた小説みたいな…
「ぅ…？ある、くん…？」
すると、アルくんの顔が近づいてきた
何をされるのかわからなくて、思わず目をつぶった
そしたら
tn「…何、してるんや」
「…おと、うさ…」
わたしとアルくんの間に、お父さんの手が割り込んできた
「これは、これは書記長様…」
tn「…A、帰ろか」
「え、あ…でも、アルくんは…」
tn「ええから」
「う…うん…あ、アルくんまたね」
「…まだ、遊びたいのに」
「ごめんね…？また今度遊ぼ？」
「…うん」
それからアルくんと別れ、お父さんとようさいへと歩いていた
「お、お父さん…？なんでいきなり帰らなきゃないの…？」
tn「…ええか、A。あれは恋人になったらするやつやからな。恋人になるまでは、絶対にしたらアカンからな」
「あれって、なあに？」
あれ…？わかんない…
tn「いつかわかるようになるから」
「…うん」
お父さん、今日も気分悪いのかな
わたしが、あんなことしたから？
「…ごめんなさい、おとうさん」
そう思うと、目になみだが溜まってきて。
でも、お父さんの気分をよけい悪くさせたくないから、がんばってひっこめた
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ナ - 夢主ぢゃん....もっと大人に頼っていい”のよ....(泣)....所々夢主ちゃんに共感できる所があるからますます幸せになってほしい....！！ (2月23日 23時) (
レス) @page49 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - みかんさん» あわわ…！面白いだなんて✨ありがとうございます！ (12月25日 9時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 素敵な作品に出会えました🥲後半ずっと涙が出てきて…胸が苦しくなったり、トン氏の親バカな所など、本当に面白いです！！これからも楽しみにしています！！ (12月25日 1時) (レス) @page39 id: c2142a4a55 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - 鈴仙さん» 素敵な作品だなんて！！✨😭ありがとうございます🥺🥺これからも小説いっぱい書いてきます！！ (12月24日 21時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴仙 - こんな闇のある話ひさひぶりに読みました😢(ガチで泣いた) これからも素敵な作品を描いてください！ (12月24日 16時) (レス) @page39 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曹達水 | 作成日時：2023年6月21日 20時
