第6話 ページ8
A視点
いつもの裏側にある扉からでて、街に行く
裏側なのは、私の存在は国の人達にはこうひょうされていないからなんだって
わたしがお父さんの娘だと知ってるのはみんなと軍の数人だけ
＿＿
少し歩くと、街の賑やかな声が聞こえてきた
あと少し
「ん…着いた…」
わいわいと賑わう市場
わたしが産まれる前、お父さんが革命めんばーとして戦い、この国を変えたからいまがある
そう言ってくれたのは
私のお母さん
私をうんだ後、すぐに死んじゃったらしいけど
私は…少し、ほんの少しだけ赤ちゃんの頃の記憶がある
でもお母さんの顔はぼんやりとしか思い出せない
お父さんははっきりとわかるんだけどな
……
「…あ、」
文房具屋さん、ついた
カラン、となる鈴の音
「いらっしゃいませ〜…………あ！A！来てくれたんだね！」
「久しぶり、アルくん」
「1ヶ月ぶりだね！今日は何を買っていくんだい？」
アルくんはやっぱり綺麗だな
きらきらと星みたいな金髪に、空みたいな透き通った青い目
「…A？」
「あ、っ…ど、どうしたの？」
また、ぼーっとしちゃった
「今日はどうする？」
「うーん……あ、赤ペンと、ルーズリーフいっぱい入ってるやつあるかな？」
「あるよ！」
そう言うとアルくんは店の奥へ言ってしまった
…アルくんみたいに、15歳になればお父さんに頼って、貰えるのかな
もっと、勉強して、お父さんの役に立たなきゃ
「A！これでいいかい？」
そうきこえ、アルくんの手を見ると求めていた物
「うん！ありがとうアルくん」
「へへ、いいんだよ。……よし、810円！」
「はい、810円」
「丁度だね！毎度あり！この後はどこか行くのかい？」
この後か……うーん…あ、
「お腹すいたから何か買って食べようかな」
ほんとは抜くつもりだったけど外来たし…
「そうなんだ！じゃあ俺も一緒に行っていいかい？」
アルくんが…？でも…
「お店は…？」
お店番いなくなったらダメなんじゃ…
「昼からは自由にしてていいって言われてるんだ！だから一緒に何か食べに行こうよ！」
「…うん！食べに行こ！」
偶には…いいよね
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
所々平仮名があるのはAちゃんが意味がわからない、曖昧な単語だと思ってください
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ナ - 夢主ぢゃん....もっと大人に頼っていい”のよ....(泣)....所々夢主ちゃんに共感できる所があるからますます幸せになってほしい....！！ (2月23日 23時) (
レス) @page49 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - みかんさん» あわわ…！面白いだなんて✨ありがとうございます！ (12月25日 9時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 素敵な作品に出会えました🥲後半ずっと涙が出てきて…胸が苦しくなったり、トン氏の親バカな所など、本当に面白いです！！これからも楽しみにしています！！ (12月25日 1時) (レス) @page39 id: c2142a4a55 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - 鈴仙さん» 素敵な作品だなんて！！✨😭ありがとうございます🥺🥺これからも小説いっぱい書いてきます！！ (12月24日 21時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴仙 - こんな闇のある話ひさひぶりに読みました😢(ガチで泣いた) これからも素敵な作品を描いてください！ (12月24日 16時) (レス) @page39 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曹達水 | 作成日時：2023年6月21日 20時
