第34話 ページ43
A視点
目が覚めると、おとうさんがいた
……働かない頭でもよくわかる
また、迷惑をかけたんだと。
tn「…A」
「……なぁに？」
どうしようかな。幻滅されちゃったかな
tn「痛かった、よな」
…？
スル…と、私の汚い手首をおとうさんの手が撫でる
きたないよ
ちがついちゃうかもしれないよ
ねえ、おとうさん
tn「…Aの手は、綺麗やなあ」
…え？
なに、いってるの
だって、こんなにきもちわるい手に。
…べつに
「気遣って言わなくてもいいのに」
zm「別に、トントンは気遣って言うなんてことはやらんよ」
！！
「だ、だって…」
そんなの、
「こ、こんなきたなくて、きもちわるい手を、綺麗なんて言う人、いるわけないでしょ、？」
私でも、汚いと思うこの手を。
rb「それは、Aの価値観やろ。…少なくても俺らは、綺麗やと思っとるよ。この手は、Aが頑張った証やから。」
…なんで、
そんなことが言えるの？
そんな考えが、ぐるぐると頭のなかをかけまわった
がんばったあかし？
だったら、どうして
…おとうさんは、こんなに困った顔をしているの
わたしは、そんな顔をしてほしいわけじゃない
おとうさんを、えがおに、したくて
いつか、おとうさんの役にもたちたくて
でも、どれだけがんばっても
おとうさんも、みんなも
「こまった顔ばっかりする、」
おとうさんの笑顔なんて、みんなと話してるとこでしかみたことないし
みんなも、笑ってるところはわたしがいないとき。
がんばったあかし？このてがきれい？
「そうやって、わたしのことをおいていくんでしょ、？」
夢の中ではみんなも、おとうさんも、……おかあさんも、わたしをおいてった
それが、ゆめのなかだけだはなく、現実までも。
zm「A、…？」
「みんな、わたしなんかといても笑ってる姿なんて、みたことないよ、？がんばったあかしなんて、言ってるけどさ、そんなの、」
建前なんでしょ？＿
そう、言おうとした
けど、
これだけ迷惑をかけてるのに、これ以上迷惑をかけられなかった
rb「…そんなの？なんや」
「なんでも、ない…」
もう、嫌だ
もう、何もいいたくない。そう思った瞬間
ちくり、とうなじに少しの痛みがはしった
意識が、だんだん薄れていく
また、あの夢の世界へと向かうことがわかり、少し安心した
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ナ - 夢主ぢゃん....もっと大人に頼っていい”のよ....(泣)....所々夢主ちゃんに共感できる所があるからますます幸せになってほしい....！！ (2月23日 23時) (
レス) @page49 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - みかんさん» あわわ…！面白いだなんて✨ありがとうございます！ (12月25日 9時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 素敵な作品に出会えました🥲後半ずっと涙が出てきて…胸が苦しくなったり、トン氏の親バカな所など、本当に面白いです！！これからも楽しみにしています！！ (12月25日 1時) (レス) @page39 id: c2142a4a55 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - 鈴仙さん» 素敵な作品だなんて！！✨😭ありがとうございます🥺🥺これからも小説いっぱい書いてきます！！ (12月24日 21時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴仙 - こんな闇のある話ひさひぶりに読みました😢(ガチで泣いた) これからも素敵な作品を描いてください！ (12月24日 16時) (レス) @page39 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曹達水 | 作成日時：2023年6月21日 20時
