第18話 ページ20
A視点
「ふう…着いた…！」
一面綺麗な青い花ばかりが咲いている花畑
ここは、お母さんが眠っているところ
海が近くにあって、でもここの花畑も海みたいな空間で
お母さんのお墓の近くなんかは特に綺麗
お母さんが、寂しくないようにってみんなが。
ブルーローズに青いカーネーション、ブルースターとカキツバタにカンパニュラ
お母さんのお墓にはみんなからのお花とお父さんと私からのお花
お父さんはキキョウにツルバキア…あと、赤いお花
わたしは紫陽花
お墓には向かないけど。この花言葉は
…小さい頃の、わたしの願いだった
「今じゃもう、それも叶わないけどね」
ねえ、お母さん
貴方は今何処にいるんですか？
遠い遠いお空の上にいるなら、…飛んで行った翼をとって、落ちてきて、みんなを幸せにしてあげてください
「…おねがい。おかあさん」
みんなを…お父さんを。幸せに出来るのはおかあさんだけなの
そう思いながら、手元でつくっていた花冠をおかあさんのお墓に掛ける
「いつかきっと、生き返らせてあげるから」
そのときまで、まっててね
お母さんのお墓から離れ、海沿いの崖まで来た
…やっぱりすごいな
こんな崖の縁までお花でいっぱい
おかあさん、いっぱい愛されてたんだね
そおっと、崖の下を覗いてみる
崖のかべ？とにかく自分の届きそうな位置にとても綺麗な花が咲いていた
…あれ、あげたらおかあさん喜んでくれるかな
そう思い、手を伸ばした
「う、…ぎゅ…」
あと、ちょっとなのに
！届いた
ガラッ
あ
そう思ったらもう遅くて
気づいたら落ちてた
落ちる瞬間、とっても時間が遅く思えた
遠くから、しょっぴくんと、ちーくん、ぞむが走って来るのが見えた
…でも、無理でしょ
そう思ったけど
zm「…ッはあっ…だ、だいじょぶかッ!!?」
shp「ッ"…ひ、きあげますよ…っ」
ci「はよしろ”っ……っはあッ!!」
3人はものすごい勢いで追いついて、わたしを引っ張ってくれた
そして
zm「よ、よかったわぁ…」
ci「いや、ほんま…びびったわ」
shp「怖かったなあ」
ぎゅーってしてくれた
ぎゅーなんていつぶりだろ
崖から落ちて怖かったのになんだかぽかぽかする
zm「そ、それにしてもなんであんなとこにおったん？」
「え、と……きれいな、おはなが咲いてて…もってったら、おかあさん、よろこんでくれるかなって」
そう言ったら、3人はとってもびっくりしたあと、悲しい顔をしてた
嗚呼、間違えちゃった
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ナ - 夢主ぢゃん....もっと大人に頼っていい”のよ....(泣)....所々夢主ちゃんに共感できる所があるからますます幸せになってほしい....！！ (2月23日 23時) (
レス) @page49 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - みかんさん» あわわ…！面白いだなんて✨ありがとうございます！ (12月25日 9時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 素敵な作品に出会えました🥲後半ずっと涙が出てきて…胸が苦しくなったり、トン氏の親バカな所など、本当に面白いです！！これからも楽しみにしています！！ (12月25日 1時) (レス) @page39 id: c2142a4a55 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - 鈴仙さん» 素敵な作品だなんて！！✨😭ありがとうございます🥺🥺これからも小説いっぱい書いてきます！！ (12月24日 21時) (レス) id: a612f5afd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴仙 - こんな闇のある話ひさひぶりに読みました😢(ガチで泣いた) これからも素敵な作品を描いてください！ (12月24日 16時) (レス) @page39 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曹達水 | 作成日時：2023年6月21日 20時
