乙女ゲーム ページ6
廊下から革靴の音が聞こえなくなり、アズールさんと本格的に2人きりとなる。
「……もう出てきても大丈夫ですよ」
『あ、はい……』
何を話そうか、そう考えたかったからのそのそと遅く机の下から這い出る。
「貴女、ジェイドと付き合っていたんですね」
『…あはは、まぁね』
アズールさんはさも平然とその言葉を口にした。え、貴方、さっきまで「なんで僕のこと放っておいたんだ！！！」とか彼氏持ちの女の子に言っていたことをなかったことにしようとしてる？
そんなことを言えるはずもなく、私とアズールさんの間に沈黙が流れる。いや、気まずすぎんだろ！！！
取り敢えず、さっきの契約の話をする？それとも世間話？嫌だわ、修羅の道しかねぇ。助けてくれ。
もう、なるようになれだ！！！とヤケクソになってさっきの契約の話をしようとした。
『えっとさ、先程の契約の話なんだけど…』
「Aさん」
だが、その決意はゴミ箱にボッシュートされアズールさんの声に遮られた。てか推しに名前呼ばれてるの嬉しすぎワロタンゴ山田だな(？？？)
さて、何を話してくる！？と待っていたが30秒ほど沈黙が続いた。え、何？どした？
え、生きてる？と少し心配していたらアズールさんは輝きに満ちた目と紅色に染まった顔をして私に、元気よくこう言った。
「僕と
はい？？？？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ここが、僕たちオクタヴィネル寮が経営するモストロ・ラウンジです。」
『え？あっ…あぁ〜調べたから知ってる……』
今私は乙女ゲームをしているんだと思う。え、どんな乙女ゲームか？“好感度高い状態からどれだけ好感度を下げることが出来るか“っていうとち狂った乙女ゲームだよ。ちなみに好感度は上昇しかしてないです(多分)
現在地、“経営中“のモストロ・ラウンジ。ジェイド氏とフロイド氏、そして監督生氏、その他一般客がチラチラとこちらを見ていて軽率に死にたくなってきた。いや待て早まるな。てかアズールオメー距離近ぇよ！！！()
私は“まだ“ジェイド氏と付き合っている彼氏持ちのJKだ。それなのになんだこの守銭奴野郎。急に距離縮めてくるやん。怖いって、何吹き込まれたのよ監督生に。
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青天の霹靂 - Sさん» ラギーくん来ました！！！我らがラギー・ブッチを待たせてしまい申し訳ありません（？）更新遅すぎますが、精一杯頑張ります！！！ (4月6日 23時) (
レス) id: 1bafc3cd7d (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - らららららラギーきゅーーーん！！！！更新ありがとうございます！！！！！！ラギーきゅん...待ってたぜ！！！(？？？？) (4月6日 23時) (レス) @page11 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
青天の霹靂 - Aliceさん» コメントありがとうございます！！そして「面白い」と、とても嬉しいお言葉……！！なるたけ更新出来るよう、頑張ります！！ (11月26日 21時) (レス) id: 1bafc3cd7d (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 初っ端からこの始まり方は面白すぎる笑続き楽しみにしてます！ (11月26日 19時) (レス) @page2 id: 0a79996966 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青天の霹靂 | 作成日時：2023年11月23日 0時
