イナイレ夢短編集【SPIN】 (ページ3)

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緑川リュウジ:体育祭ページ3

◆高校パロです

ﾍﾟｼｯ

あなた「うわっ」

頭を叩かれたような気がする、何。
起こさないでよ。

リュウジ「起きてよ〜。」

やっべぇ、駅に着くところじゃん。
ボケっとしつつリュックを持って立ち上がる。

リュウジ「ドア空くから準備しなよ、もう。｣
あなた「はあい、リュウジ。」
リュウジ「お返事だけは元気だこと…」
行くよ。とリュウジがこっちを見ている。
リュウジ「ほら、せっかく高校最後の体育祭なんだから気合い入れで頑張ろう。」
あなた「うん、そうだね。」

風介と玲名や晴矢とヒロトはそれぞれ実行委員と団幹部なので早めに出ていった。
私とリュウジは部活割り当てのグラウンド整備の手伝いだけだから2人でお弁当を作って遅めに出発。

私が眠たがっていたのには、お弁当を作るのと…友達とお揃いの髪型にするために髪を巻いてきたからという理由があるのだ。

あなた「今日は張り切ってお弁当作ったんだからみんなにも頑張って働いてもらわなきゃね」
リュウジ「姉さんと砂木沼さん来てくれるんだからヘマしないように頑張らなきゃ」
あなた「えっ、待って聞いてないんだけど終わった…元から運動神経があんなだったせいで晴矢にバカにされるのに…」

最悪なんだけど。これだから私はエイリア計画から外されたのだ。エイリア石があれば力が湧いてくるんじゃねぇのかよ。

あなた「エイリア石があれば…」
リュウジ「ちょっと、そういうこと言わないでよマジで!!!!!!!」
あなた「えーっと、そうだ。あれだ。地球にはこんな言葉がある…」
リュウジ「マジでやめてほんとに!!!!!!!泣」
あなた「騒がないでちょうだいよ。これからもっとはしゃぐんだから。」

いつの間にかダラダラ喋っていたら校舎に入るところだった。応援練習や物品を運んでいる音が聞こえてくる。

あなた「園の他の学年で早い子は別の子にお弁当任せてあるから」
リュウジ「わかった。じゃあ俺はヒロトと風助のクラスにお弁当置いてくるよ。」
あなた「OK、玲名と晴矢のは任せといて。」

リュウジ「そうだ、言い忘れてたけどおしゃれしてんの、すっごくかわいいよ。」