◆ ページ17
「酒がすくねぇと思ったらこんな所にたくさんあるじゃねぇか…舐めやがってぇ俺は美食屋ゾンゲ様だぞコラァ…」
ﾄﾘｺ「ああ？」
「やいやいやい！」
「見て驚けよ！ゾンゲ様の人生のフルコースを！」
子分の一人が服の中から1枚の紙を取り出してトリコたちに誇らしげに見せる。
男のフルコースメニューを見た3人は驚くことはなかった。
小松「普段僕が料理で使っている食材ばっかり…」
「そしてメインディッシュはあのガララワニだぞゴラぁ！」
「この前捕獲したんだ驚いたか！？」
「1mの小型だったけどな」
A「ふふ…最近の人達は随分と威勢がいいんですね」
ｿﾞﾝｹﾞ「なんだとゴラぁ！…っていい女じゃねぇかおめぇ…どうだ！これからこの俺様と酒を飲みながら旅に出るか？」
A「遠慮しておきます」
Aは男の誘いに笑顔で断わりの即答を送る。
トリコが椅子から立ち上がると男は黙り込んだ。
身長が2m以上あるトリコが男と並ぶと圧倒的の差に開いた口が塞がらくなる。
ｿﾞﾝｹﾞ「(結構デケェじゃねぇかぁ…)」
ﾄﾘｺ「酒は好きなだけ持ってってくれ、悪かったねゾンビ君」
ｿﾞﾝｹﾞ「おっおう…今日のところは勘弁してやる…ゾン
男たちは酒が入った箱を一つ取り、そのまま引き下がっていった。
小松「怖かったー…」
A「大丈夫ですか？」
ﾄﾘｺ「俺らを牽制してんだろ」
小松「え」
ﾄﾘｺ「この列車はフグ鯨漁に向かう美食屋だらけ。現場では争奪戦もあり得る、だから腹の探り合いは始まっているんだ」
A「つまり、ここに一発脅しをしてきたって事です。」
小松「じゃあ…何でお酒をあげたんですか？」
ﾄﾘｺ「旅は道連れ世は情ってな、争奪戦になることもあればお互い助け合わなきゃいけねぇ事もあるだろうよ」
「あ、あのぅ〜…あっしにも酒分けてはくれませんかねぇ？」
白いリーゼントのお爺さんがトリコたちに酒を要求してきた。お爺さんの顔を見たAは驚く。
ﾄﾘｺ「いいぜ」
小松「どうぞ！どうぞ！」
「ありがとうございやんす。旦那…この酒の恩はいつか…ﾋｯｸ…でひっ」
お爺さんの酔っ払いに小松は苦笑いをする。
「じゃまた後でのう」
一言Aに向かって言った後、酒を持ってその場を去って行った。
ﾄﾘｺ「なんだ？知り合いか？」
A「まあ…はい。
(そっか…やっぱり来ていたんだあの人も)」
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キララ@現実逃避(プロフ) - カモノハシさん» そうです！ (4時間前) (
レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
カモノハシ(プロフ) - 漫画世界じゃなくてアニメ世界ですかね？ (6時間前) (レス) @page23 id: f75d3d0576 (このIDを非表示/違反報告)
カモノハシ(プロフ) - 原作だとトロルコングにゲロ吐かれてますけど、ゲロ付きトリコは汚いから変更したんですかね？ (5月2日 15時) (レス) @page6 id: f75d3d0576 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 面白いです、更新お待ちしております (6月17日 22時) (レス) id: cbd5b1c587 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - トリコ小説は数が少ない上にトリコとのラブラブが多くて嫌いだったのですが、ココなら切り大丈夫なのでよかったです。更新頑張ってください応援します (2023年3月20日 20時) (レス) @page23 id: 0c4c2f8b55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ@現実逃避 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2022年12月15日 15時
