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その場に残ったのは真昼とクロだけになった。少しだけ沈黙してから真昼が｢…クロ…お腹すいたから帰ろっか…｣と発言する。クロに向けたその笑顔はどこか悲しげなものがあった。クロが何か声をかけようとしたその時、真昼の体がぐらっと傾き、前のめりになって倒れかかる。
クロ｢真昼！｣
地面に付く前にクロが腕を前に出して気を失っている真昼の体を支える。
クロ｢真昼ッしっかりしろ…おい！｣
クロが必死に真昼に声をかけるが返答は帰ってはこず、そのまま目を開ける事はなかった。
時間は経って翌日の病院。
リリイたちに運ばれて診てもらった御園は個室のベットの上で点滴を打たれた状態で眠っていたが陽の光によって目を覚ます。
見慣れない天井でここが自分の部屋ではないと気づき、自分の吸血鬼の名前を呼べばひらりと蝶が御園の前に飛んできて陽の光が出ているカーテンを閉めると人の姿に変わる。
御園｢病院…か…？僕は…｣
リリイ｢半日ほど眠っていました。今しばらく安静に。｣
御園｢リリイ…切られた…足は…？｣
リリイ｢ご心配なく…とりあえずくっつけましたので。｣
御園｢本当に…くっついたんだろうな…｣
オトギリの手によって切断された左足を見せるが御園は幻術をかけてるんじゃないかと疑う。リリイは証拠を見せようとズボンのベルトを外そうとすると御園がツッコミを入れて止める。
御園｢…城田はどうした…？｣
リリイ｢彼女なら病院にはいません。恐らくあの後、無事に自分のご自宅に向かわれたかと…｣
御園｢そうか…｣
リリイ｢ところで御園。自分がどうして倒れたのか覚えていますか？」
御園｢？ああ…覚えているぞ。城田の友人に体を切られて…｣
昨日の夜の出来事を思い出し、切られた傷を確認しようとした時、あることに気がついた。
御園｢……傷が、ない？｣
桜哉に切られた傷が見当たらないのだ。
体を起こして確認しても体の痛みはどこにもない。切られた感覚はあったのは覚えているなのに今はその傷は現在消えている。むしろ体調はいいと感じている御園は混乱している。
リリイ｢私も確かにこの目で御園が切られたところは見たんですけど…病院に診てもらった時は何も異常はなかったとの事で…｣
御園｢そうなのか？｣
リリイ｢はい。ですが念の為、今日は入院してゆっくり休んでてください。｣
御園｢…わかった。
(いったい、どうなっているんだ…？)｣
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あい - わかりましたありがとうございます (1月29日 19時) (
レス) id: 014f716f18 (このIDを非表示/違反報告)
キララ@現実逃避(プロフ) - あいさん» 私のアカウントが出てきたらフォローボタンを押していただければ完了です。 (1月29日 14時) (レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
キララ@現実逃避(プロフ) - あいさん» Ｘと言うアプリをダウンロードをして頂いてから自分のアカウントを作ってください。それが出来たら画面の下の枠にあるホームとコミニュティの間にあるマークを押したら検索が出来ますのでそこの枠に私のユーザー名を入れてみてください。 (1月29日 14時) (レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
あい - あのツイッターをしてないですけど。どうすればいいですか。 (1月29日 13時) (レス) @page26 id: 014f716f18 (このIDを非表示/違反報告)
キララ@現実逃避(プロフ) - あいさん» 更新遅くなってすみません。体調を気にしながら頑張っていきます！ (1月28日 23時) (レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ@現実逃避 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2023年11月21日 0時
