SERVAMP＿願いを込めて、君に祝福を＿ 2

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真昼「今度御園にも紹介するよ。龍征とか小雪とか…まずは桜哉かな？このリストバンドくれた人で…幼馴染なの。いつも明るくていい人だから…」


御園「…やめろ。吸血鬼の話をすれば巻き込むことになるし、それがなければ僕と貴様に共通の話題なんか…」


真昼「シンプルにさ、友達の友達が友達になったっていいと思うよ。友達や家族…大事なものを守りたいから、誰が来ても(・・・・・)私達で倒すの。ね、クロ？」


クロ「…オレはただ…お前が守れっつえばそうするし…殺せっつえばそうする…」


真昼「(主体性がない…)」


無気力なクロに真昼は少し呆れていると今まで変化がなかった武器(リード)が小さく光った。その変化に気づいた真昼は素早く手首を見たがすぐに光は消えて元に戻る。


真昼「(少しだけ光った…！)今のって…」


リリイ「…と御園が眠る時間ですので今日はこの辺で…」


真昼「いつの間に！？」


真昼は御園に報告しようと振り返ったが、椅子に座りながら顔をゆらゆら揺らして眠っている御園。もう既に時間は夜の9時となっていた。

真昼は「遅くまで付き合って貰ってすみません…」と頭を下げてお礼をすると、リリイは「いえいえ」と答える。


真昼「(…私だけ(・・)の気持ちの問題なのかな。それとも私とクロ(・・・・)の…？)」

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