満天の星空 ページ42
*
「あの、照明一回消してもらうことってできますか？」
「次はチャニヒョンですよ」とナムジュンに話を振られて、何を話そうかなぁと客席をじっと見てて思いついた。ステージ袖にいるスタッフの方へ向いてお願いをしてみると、少ししてオッケーが見えた。
「ヨロブン、俺が“せーの”って言うまで、アーミーボムのライトを切ってもらえますか？」
「Aヒョン、何するんですか？」
ざわざわしながらも、ポツポツとライトが消えていく。メンバーもざわざわしてるけど、まぁ見てなさいって。
「じゃあ照明さんお願いします」
そう言えば、バッとライトが消えて、本当に会場が真っ暗になって。あちこちで「うわ、」とか小さな悲鳴が聞こえる。
「ヨロブンいきますよ？せーのっ、」
さっきとは逆で会場のあちこちで点滅し始めたペンライト。キラキラとするそれはまるで、
「星みたいだ！」
興奮するテヒョンの言った通り、まるで３６０度見渡す限り星に囲まれた幻想的な空間にいるみたいだ。
「キレイでしょ？これが見たかったんです」
「わぁ〜Aヒョン、すごいね！ちょっと僕感動しました」
「僕も。こんな綺麗な景色、初めて見ました！」
ホソクとジミンはさっきからわぁ〜って言いながら、自分のスマホでこの光景を動画に撮っているし、テヒョンとグクは目をキラキラさせながらぐるぐると周りながら見渡してる。
ナムジュンはいつもの穏やかな笑みを浮かべて、ユンギも１つ１つの光を見ながら頷いて、ジンヒョンは、
「んはは、またヒョンのこと泣かせちゃったみたいです 笑」
「やーA、これは反則だよ…」
泣き顔を見せないように俯くジンヒョンを抱きしめて、背中を摩った。
「今日はよく泣く長男ですね〜」
「ジニヒョンがこんなに泣くの、デビューステージ以来じゃない？」
「確かにあの時は悔しいーってめちゃくちゃ泣いてたよな 笑」
「ちょっと！その恥ずかしいネタ掘り返すのやめてくれる！？」
ナムジュンが掘り起こした黒歴史に、少し元気になったジンヒョン。笑
うん、やっぱりヒョンは笑ってなくちゃ。
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Supiritas(プロフ) - 面白いですね！更新まってます♪ (2018年8月7日 21時) (
レス) id: 831ebf027e (このIDを非表示/違反報告)
テェギ(プロフ) - 久しぶりの更新まってました、、、続きが気になるのでぜひ、、頑張ってください、、 (2018年6月17日 20時) (レス) id: 59032997b8 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃ(プロフ) - この作品好きです！更新頑張ってください！ (2018年4月8日 17時) (レス) id: 7398dae41d (このIDを非表示/違反報告)
テェギ(プロフ) - tnkさん» わ！！！楽しみにしてます！！！腐要素是非是非入れちゃってくださいもう...()スキンシップが多くてにやけるところが多数です、、最高です、、 (2018年2月25日 20時) (レス) id: 59032997b8 (このIDを非表示/違反報告)
tnk(プロフ) - テェギさん» そう言っていただけると、ますます更新頑張れます（ ; ; ）腐要素です！っていうのは入れてないつもりですが、なんせスキンシップ激しい子なので…そう感じられるかもしれません…しかしイチャイチャ以上はありません！今のところ！(多分) (2018年2月25日 20時) (レス) id: 046096478c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tnk | 作成日時：2017年12月11日 0時
