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樹「なぁ、、、また、遊ばね?」



『…』



『ごめん、それは無理だわ』

Aさんは樹のネクタイを引っ張り顔を近づけた。

『私のこと、本気で好きでもないのに』



樹「好きだけど」



キリッとした目で樹を見つめるAさん。

『女の子たちからずっと連絡来てるよね、』




『お店でも職場でもどこでも』

そして樹のネクタイを掴んだまま、
今度はAさんが樹を押し倒した。

『やっぱり変わらないね、』





樹「…」







『って、ごめん』

ネクタイを掴む手を外し、立ち上がった。


『お酒、飲みすぎたね』





『今日はありがとう』

『お金、ここ置いとくね』

そう言って颯爽と立ち去っていくAさん。







樹は何も言葉を発しないまま、

胸に手を当てていた。





樹「…」


樹「"遊ばね"って、、」

「なんでそんな言葉しか出てこないんだよ」





本音とは違う自分の言動に、

樹「はぁ…」

ため息を着きながら立ち上がった。















樹に流されなかった自分に成長を感じ、

颯爽と帰っていくAさん。





すると後ろから、

「A!!!」

あなたの名前を呼ぶ声がします。



振り返るとそこには、

肩で息をしながら、

一生懸命あなたを追いかけてきた北斗がいました。

北斗「お前まじで、、まじでさあ、、」

乱れた呼吸を整える気もなく話し続ける北斗。

北斗「居酒屋行ってもお前も樹もいねぇし、、」





「まじで…」




「心配になったから…」



『大丈夫だけど?』

少し微笑みながら返すAさん。


『私そんなによゎ…』

北斗「弱いだろって」

声を荒げる北斗。








北斗「まあ、、」

「何もされてないから良かったけど」



「とりあえず、気をつけて帰れよ」

そう言い残しAさんに背を向ける北斗。





ですが実は、
一心不乱になりながらAさんを探した自分に、
なにかを感じていました。

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設定タグ:SixTONES , 田中樹 , 松村北斗   
作品ジャンル:恋愛
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Kakityann(プロフ) - まといさん» ええ…!とても嬉しいです♡最後までご覧いただきありがとうございました! (2022年12月10日 10時) (レス) id: 33c9d37b4c (このIDを非表示/違反報告)
まとい(プロフ) - 最高でした……ストーリー早くて読みやすくて……今まで見てきた中で一番いい小説でした! (2022年12月9日 23時) (レス) @page20 id: 0d3bb14795 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kakityann | 作成日時:2022年12月4日 15時

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