51.感傷 ページ1
tn「兄さん？風呂あがろ？」
トントンの言葉でふと我に返る。
『あ、ん、そうやな。』
ずっと昔の事を考えていたな、と、思いながら浴衣を着る。
トントンは赤っぽい浴衣だ。俺は、黒に近い色。
濡れたトントンの髪を拭きながら、このあとの予定を思い出す。
『…あ、祭りに行くんやった、』
tn「祭りかぁ。珍しい屋台あるんかな？」
髪を拭かれながらトントンが俺に問う。
『どうやろうな〜、、。』
まぁ、今は楽しもう。
最近は、昔のことを考えすぎな気がする。
真剣に過去に向き合うのも大事だが、せっかくの羽伸ばしだ。
余計な考えを振り払い、トントンと会話を続けた。
ーーーーー
kn「Aの様子？」
なーんも変わってへんで、と言うコネシマさんに、思わず顔をしかめる。
sya「…なんか気になることでもあったん？」
sho「いいえ、気にせんといて下さい。」
シャオさんと軽く会話を交わし、ベランダに出る。
少し冷たい空気が頬を撫でる。
大分、茜色に染まった空を見ながら、先程のA先輩を思い出す。
sho「…明らかに無理してはる、よなぁ、」
自分にしか分からないのだろうか。
あの事件から、少しだけA先輩が変わった気がする。
何が、とは言えないが、違和感を感じてしまうのだ。
sho「……旅行中に、分かればええんやけど、」
ボソッと呟いた言葉は、行く宛もないまま暗くなる空に消えた。
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( ・ω・) - 今までお疲れ様でした！！悲しいし寂しいけど沢山読んでて楽しめる話を読ませてくれて有り難う御座いました。 (2020年2月27日 20時) (
レス) id: aa3be13e80 (このIDを非表示/違反報告)
まおまお - そうですか、、悲しいけど今まで楽しめるお話を提供していただきとても感謝してますありがとうございました (2020年2月25日 1時) (レス) id: bc0445e631 (このIDを非表示/違反報告)
瑠蒼ﾁｬﾝ(プロフ) - ここまでお疲れ様でした。この作品が見てなくなるのは少し寂しいですね。主様も主様の書く小説も大好きで更新待ち遠しいくらいでした。たまに、迷惑をかける害悪さんが居て占ツク降りる方多いんですよね。とてもいい作品を読ませていただきありがとうございました。 (2020年2月20日 23時) (レス) id: cdfbca5434 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - この作品見れなくなっちゃうのか...すごく大好きで、更新されるとテンションがおかしくなるくらい嬉しかったので残念です... (2020年2月19日 20時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
のさん - 塩酸カリさん» ﾊｯ!はしかに！てゆうことはknはsn？(失礼しやした (2019年12月26日 1時) (レス) id: cd9f2283b5 (このIDを非表示/違反報告)
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