検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:6,123 hit

第4話 ページ4

まぁその時は動揺はしていたけどただの同姓同名だよね!と思うことにした。

その会話から1時間後にお母さんの陣痛がはじまった。

尋常じゃないくらい痛がっていて見てるこっちが泣きそうになった。

お母さんとお父さんが分娩室に入り私は別室で待っていた。

何時間かたったころ突然「おぎゃー」という赤ちゃんの泣き声が聞こえた。

私ははっとなり顔を上げると分娩室のドアが空いたため中に入った。

ベッドの上には汗にまみれながらも笑顔のお母さんと子どもの私から見ても小さい弟がいた。

側にはすごく穏やかな顔のお父さん。

母「ほらA見てごらん。あなたの弟よ。抱っこしてみる?」

私は頷き生まれてまもない弟を抱っこさせてもらった。

生まれたばかりでまだ目もあいていなかったけど、抱っこした瞬間に泣き声がやみ少しだけ笑っていた。

それを見た瞬間私はこの子はあの宏規くんだと確信し涙がこみ上げてきてしまった。

思わず泣いてしまった私を見てお母さんは優しく

母「あらあら。」

といいながら撫でてくれた。

私はその時心の中で

(私があなたのお姉ちゃんだよ。これから私があなたを守るからね。よろしくね宏規。)

第5話→←第3話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:三浦宏規 , , 転生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ドナルド | 作成日時:2018年9月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。