・ ページ7
・
七海と灰原が教室から出ていけば、硝子も任務の手伝いがこれからあるらしく、続けて教室から出ていった。
教室に残されたのは、私と夏油というなんとも言い難いメンバーになってしまった。
今日の夜は硝子も悟も戻ってこないで1泊の任務だと言っていた。
二人とも大変だな…なんて他人事のように思っていれば、夜蛾先生が教室に入ってきた。
夜「悪いが……急な任務が入った……午後からの授業は自習にする。」
夜蛾先生は、そう言うとそそくさと教室を出ていってしまった。
………ん?………
もしかしなくても、ガチの夏油と二人きり?
…………すんごく嫌なんだけど……。
私はため息をついて、荷物をまとめると席を立ち教室を出ようとする。
夏「……A……どこに行くつもりだい?……」
夏油に呼び止められた私は、教室の入口で夏油の方へ振り返る。
『先生も居ないなら、自習なんてどこでしても同じでしょ?自分の部屋に戻んの……』
そう夏油に言って、教室から出れば、初日からツイてなかったな……と女子寮へと歩き出した。
夏「だったら、寮まで送るよ」
いつの間にか、私の後ろを歩いていた夏油はそう言うと、私の荷物を奪って私の隣を歩く。
『すぐそこだからいい……荷物……返して』
私はそう言って夏油から荷物を奪い返そうとするが、夏油はそれを避けると
夏「送るよ」
と一言だけ言って私よりも2歩程先を歩いた。
……………めんどくさ…………
これ以上何を言っても、夏油は私を女子寮まで送って行くつもりだろう。
私はめんどくささが勝って、抵抗する気も起きず、黙って送られる事にしたのだった。
・
90人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲夜(プロフ) - adjさん» 遅くなりました!教えてくれてありがとうございます!フラグ消しました! (2022年4月26日 20時) (レス) id: 2a2ca48ccf (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 誰かさん» 遅くなりました!教えてくれてありがとうございます! (2022年4月26日 20時) (レス) id: 2a2ca48ccf (このIDを非表示/違反報告)
誰か - オリ〇ナル〇ラグついてますよ! (2022年4月25日 12時) (レス) id: 3a07125cde (このIDを非表示/違反報告)
adj - オリフラついてますよ! (2022年4月25日 7時) (レス) @page2 id: 42c6964bfa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:咲夜 | 作成日時:2022年4月17日 23時