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七海と灰原が教室から出ていけば、硝子も任務の手伝いがこれからあるらしく、続けて教室から出ていった。


教室に残されたのは、私と夏油というなんとも言い難いメンバーになってしまった。


今日の夜は硝子も悟も戻ってこないで1泊の任務だと言っていた。


二人とも大変だな…なんて他人事のように思っていれば、夜蛾先生が教室に入ってきた。


夜「悪いが……急な任務が入った……午後からの授業は自習にする。」


夜蛾先生は、そう言うとそそくさと教室を出ていってしまった。


………ん?………


もしかしなくても、ガチの夏油と二人きり?


…………すんごく嫌なんだけど……。


私はため息をついて、荷物をまとめると席を立ち教室を出ようとする。


夏「……A……どこに行くつもりだい?……」


夏油に呼び止められた私は、教室の入口で夏油の方へ振り返る。


『先生も居ないなら、自習なんてどこでしても同じでしょ?自分の部屋に戻んの……』


そう夏油に言って、教室から出れば、初日からツイてなかったな……と女子寮へと歩き出した。


夏「だったら、寮まで送るよ」


いつの間にか、私の後ろを歩いていた夏油はそう言うと、私の荷物を奪って私の隣を歩く。


『すぐそこだからいい……荷物……返して』


私はそう言って夏油から荷物を奪い返そうとするが、夏油はそれを避けると


夏「送るよ」


と一言だけ言って私よりも2歩程先を歩いた。


……………めんどくさ…………


これ以上何を言っても、夏油は私を女子寮まで送って行くつもりだろう。


私はめんどくささが勝って、抵抗する気も起きず、黙って送られる事にしたのだった。






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咲夜(プロフ) - adjさん» 遅くなりました!教えてくれてありがとうございます!フラグ消しました! (2022年4月26日 20時) (レス) id: 2a2ca48ccf (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 誰かさん» 遅くなりました!教えてくれてありがとうございます! (2022年4月26日 20時) (レス) id: 2a2ca48ccf (このIDを非表示/違反報告)
誰か - オリ〇ナル〇ラグついてますよ! (2022年4月25日 12時) (レス) id: 3a07125cde (このIDを非表示/違反報告)
adj - オリフラついてますよ! (2022年4月25日 7時) (レス) @page2 id: 42c6964bfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲夜 | 作成日時:2022年4月17日 23時

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