傷口に溺れて【BTS】 (ページ41)

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正確に言えば昨日は何もなかった

騒ぎを聞き付けたのか
メンバーが楽屋に入ってくる

もちろんホソクさんも

「やーユンギ、どうした？」

「何かあった？」

「いや…ちょっとA借りていいですか？」

『え？』

「おい、A行くぞ」

手を引かれるがままユンギさんの後をついていく

『あのっ、、ユンギさん、！！』

「A、本当に最近どうした？
なんでそんなに休むようになったんだ？」

『......それは』

「..................ホソク」

『っ、、、

ホソクさんがどうかしました…』

「とぼけたって無駄だ
その反応ってことはやっぱりか…」

『どういうことですか？』

「ホソクは…昔も同じような事をした

Aと同じようにだんだん出勤しなくなった奴がいた…そいつはホソクが監禁してた」

『監、禁......？』

「なぁ、A
誰と付き合うかは自由だ。でも、、、
Aには本当に幸せにできるやつと付き合ってほしい。俺はAを守りたいんだ。」

『..................』

本当に幸せにできるやつ......

ホソクさんは、違うの？

あんなに優しいことを言ってくれて

朝起きたら、無理しないでって言ってくれて

私たちの関係を一番考えてくれるホソクさんが？

『......ホソクさんは
私を大事に思ってくれてます。』

「っ............おい、、！

Aお願いだから目を冷ませ…っ
もうAを苦しめたくないんだ......
なぁ、頼むから…」

こんなにも必死なユンギさんを初めて見た

少しだけ、気持ちが揺らいだ

確かにホソクさんは異常なのかもしれない

私もこのままじゃ危ないのかも…

『私…っ』

「ユンギヒョン、Aはもういいですか？」

「ホソガ…」

「A、行こう」

「待てホソガ、Aの意見を聞け」

「はぁー、、A何が言いたかったの？」

『えっと、、、』

「Aはホソガの事をどう思ってるんだ」

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『............好き、、です。
ホソクさんと一緒にいたいです。』

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