傷口に溺れて【BTS】 (ページ18)

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そんなことがあってから半年も過ぎただろうか

スタッフの中でも仲の良さはナンバー1

なんでも話してくるし、頼ってくる

もはやメンバーなのではと疑われる

海外ツアーにも呼ばれる

超、お気に入りのスタッフになりました。

正直、自分でもドン引きするレベルだし

回りの人も若干引き気味だ

「ヌナぁ、こっち来てくださーい」

『はーい、今行きまーす！』

ジョングクさんからは
ヌナと呼ばれるようになって

なぜか知らないが用も無いのに呼ばれる

「ヌナ来ないから、俺が来ちゃったじゃん」

『あー、ごめんごめん』

そんな拗ねた顔されても

私にも仕事があるんですよ

「あ、ジョングガ～
Aのこと困らせるなよ！」

「なんでテヒョニヒョンに
そんなこと言われないといけないんですか？
ていうか、困らせてないですし！ね？ヌナ？」

また始まった…

このチョンVSキムの戦い

めっちゃ目立つしメイクさん困ってるし

いい加減にしてくれ

『2人ともメイクまだでしょ？
メイクしてかっこよくなってから
出直してくださーい』

「「............」」

「今の俺が…かっこよくない…だと…？」

「ジョングガのせいで俺までAに…...」

トボトボとメイクに向かう2人の背中を

これでもかと言うくらい押してやった

メイクさん
いつも本当にごめんなさい(土下座)

そう、これが

今の私の日常なんです。

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